9/20は、アメリカ・ネブラスカ州オマハのHolland Performing Arts Centerにて『静岡フィルハーモニー&オマハシンフォニー ジョイントコンサート』があり、9/18~22までオマハ、9/22~25までニューヨークに行ってきました
この演奏会は、静岡市とオマハ市の姉妹提携50周年記念演奏会で、私はブラームスのVn協奏曲を演奏させて頂きました
9/18
静岡フィルの皆さまは成田からオマハへ、私はハンガリーからフランクフルト、シカゴ経由でオマハへ
シカゴに着いて搭乗口も確認し、ブラブラしていたら偶然静フィルの方々と合流
一緒に飛行機を待っていましたが、掲示板の出発時刻が見る度に遅くなっており、いつまで待っても飛行機は来ませんでした。。
遂に私たちの予定の便は欠航となり、同行の旅行代理店の方が急いで振替え便の手続きをしてくださったところ、他の皆さんは翌日の便になってしまいましたが、私だけその日の最終便の最後の1席に乗せて頂けることとなり、お先にオマハに向かえることとなりました。
ありがとうございます!
足止めをくらってしまった皆さんはその夜、空港の簡易ベッドで寝たそうです…申し訳なかったです。
最後の1席は一番前の席でした。
オマハの空港に着くと、夜中の2時頃でしたが、現地スタッフの方がお迎えに来てくださっており、ホテルまで送ってくださいました
ホテルに着くと、軽食も用意してくださっており、夜中2時半過ぎにお肉を頂きました(笑)
9/19
午前中からリハーサル。
ホテルから会場までバスで移動とのことで、まるで遊園地のアトラクションのような可愛らしいバスがお迎えに来ていました
2000席のHolland Center
と写真を撮っていたら、指揮のThomas Wilkinsさん登場
とってもお茶目な、素敵な方でした
Holland Centerはすごく広いのにその広さを感じさせないような音響の素晴らしさで、本当に演奏していて気持ちが良い会場でした。
立派な楽屋も一部屋用意してくださっており、リハーサル前後はここでゆっくり自由に練習させて頂きました。
9/20
あっという間に迎えた、本番の日
スケジュールを見ると9:00~動物園
ということで、Henry Doorly Zooに行ってきました
猿、猿、猿…
水族館のバックステージも見させて頂きました
亀は万年!
道にも亀がいました
我ながら綺麗に撮れたドーム。
幸せの青い鳥!
凛とした動物たちもいれば、
こんなに眠れる動物たちもいました
Henry Doorly Zooはゴリラでも有名だそうで、残り時間の少ない中、どうしてもゴリラは見よう!と園内を駆けました
すごくいい姿勢
やっぱ背中で語らなきゃね…
制限時間内ではとても見切れない素敵な動物園で、また訪れる機会があったら今度は1日かけてゆっくり見たいです
とても本番当日とは思えない午前中でした。
ホテルに戻ったら、例のバスに乗り、Holland Centerへ
午後一でGPが行われ、夜の本番に向けて最終調整をしました。
本番前には一度ホテルに戻り、夕食
ステーキで有名なオマハのステーキが出て、柔らかで美味しいステーキをがっつり頂き、デザートまでしっかり頂いてしまいました
そして、いよいよ本番。
チケットは既にsold outで、2000席の大ホールが埋め尽くされた中、演奏会は始まりました。
シーズン最初の演奏会では、はじめに国歌を歌う習慣があるそうで、アメリカの国歌と日本の国歌で幕開け
Wilkinsさんの指揮は軽快で流れが良く、ブラームスの長大な作品ももたれることを知らずに繰り広げられました。
リハーサルで何度もWilkinsさんが取り上げた2楽章冒頭のObのソロは、周りの木管の柔らかい響きに支えられて本当に美しかったです
時にたっぷり広げたいところは一層効果を増し、エキサイティングな演奏になったように思います。
聴衆は総立ちのスタンディングオベーション
Wilkinsさんも沢山kissしてくださいました
オマハシンフォニーの皆さん、静フィルの皆さん、そしてmaestro Wilkins氏、沢山の感動を、本当にありがとうございました
終演後には会場ロビーにてデザートレセプションがあり、皆さんがあちこちから話そうとやってきてくださり、口々に感動を述べに来てくださいました
本当に素敵な、輝かしい一夜だったように思います
続く。