チーフトレーナー前波です
今日は、
『身体の変化を知ると少し安心するよね!』
というお話をします
スタジオでは、感染症対策として、入室時の検温などを行っています
体温観察は、感染症にかかっているか否かを見るだけでなく、身体の【状態を知る手段】の1つと考えています
発熱があれば、何らかの炎症が起こっていることが分かるし、倦怠感はあるけど発熱がないなら、その原因を見つけるきっかけになります
(あくまで今の状態を知る目安なので、状況によっては専門医への受診を勧めます)
体温観察、血圧観察、心拍観察に加えて、ブイスタジオでは【酸素飽和度】の計測も行います
酸素飽和度を測ると何が分かるかというと、血液の中に含まれるヘモグロビンが、酸素をどのくらい運搬してくれているかをみます
『なんか調子が上がらない。疲れやすい』
などを訴える場合に、血圧と酸素飽和度を見ます。
特に長距離種目の選手の体調管理には活用していて、強化合宿時はコンディショニング前後に計測します
パフォーマンスが上がらないときは、これらのデータも【いつもと違う】ものになります。
体調を積極的に管理しながらトレーニングする合宿においては、不調を未然に防ぐことは、パフォーマンス向上に欠かせません
特に強化期における長期合宿は、疲労に耐えながら強化していくこともあるので、状態を把握することは欠かせません
プロアスリートの活動現場でも簡易計測は活用しています
当スタジオで使用する計測器は、あくまで簡易計測ですが、情報の1つにはなります
カラダの状態を知ることで、対策が見えてきます
【ご覧いただいた皆さまへお願い】
簡易のパルスオキシメーターは、新型コロナウイルス感染の有無を判断するものではないことをご理解ください。
コンディショニングトレーナー
前波卓也