チーフトレーナー前波です。

 

プライベートなお話からになりますが、ほぼ4ヶ月ぶりに美容室へ行ってきました。

予約の空き状況と自分の予定が見ごとに合わず、4カ月も空いてしまいました。

 

一時はセルフカットにチャレンジしようかと考えましたが、どう考えても技量がなさすぎます。

比較的、テーピングは器用に切る方だと思いますが、髪の毛はまったく別です。

そして鏡に映る自分に対して、立体的なハサミを取り扱うことに慣れていません。

 

子供の髪の毛も『何とかできるだろう』とはまったく思えません。

これはまさに『自信がない』状態です。

 

自信とは、

 

【自らの能力や技術・知識・経験を信頼している精神の状態】

 

をいいます。

今回のケースで自信がないのは、技術なし・知識なし・経験なしなので、どれも信頼するものがないからでしょう。

そして、他の様々な経験から、『髪を切る』に類似する経験や知識があると、

 

『なんとかなりそうだな!やってみたらできるかもしれない!』

 

というものになりますが、今回の私にはそれを得ることもありません。

根拠のない自信すら発動しません。

 

トップアスリートのコンディショニングトレーナーをしていると、この【根拠のない自信】によく遭遇します。

『そのチャレンジの勝算はどのくらいあると考えている??』

そんな質問をすれば、

『分からないけど、うまくいく気がする。うまくいきそうな気しかしない!』

と返答するアスリートによく出会います。

 

わたしには、そんなアスリートを信じ抜く傾向があります。

なぜ根拠のない自信を信じるかというと、実はそこに【根拠が存在する】と考えるからです。

 

 

自信とは、自らの経験や知識・技術を元に獲得する精神状態をいいますね。

様々な経験値が、まわりまわってそれを支える自信の根拠となっているのではないかと推測します。

上手くいく確率も高いのはそのせいでしょうね!

 

なので、子供たちの経験値を大切に育成して欲しいと考えます。

全ての経験が、どこかで活かされます。

その経験とは、競技だけでなく、友人との人間関係や、社会との関わりで得れるすべてです。

挑戦に対してもです。

それに対する評価は否定的にせず、行動を前向きに評価して欲しいですね。

この経験の連続は、それが無謀なのか、勝算があるのかを自らで判断できるようになってきます。

ジュニアコーチングには、導きの要素が多いと考えています。

 

コンディショニングトレーナー

前波卓也