チーフトレーナー前波です。

 

今日は傘の日です。

そんな今日の関東地方は雨模様。なんという巡り合わせでしょうか。

皆さんは傘派?レインコート派?

私は素敵な傘に憧れがあります。

というのも、私は傘派よりもレインコート派なんです。

 

 

その理由は、

 

・荷物が多くてほとんどリュック。

・職場と自宅の移動にほとんど公共交通機関を使わない。

・子供の送り迎えは自転車が多い。

 

一番の理由は、

 

【両手を空けて自由に動かしたい】

 

というところにあります。

傘を持つ手は、どうしても自由度が低くなります。そして視野が遮られます。

雨天時の歩行は、意外かもしれませんが、様々なストレスをかかえることになります。

その点から、可能な限り『レインコート』を活用しています。

だからと言って、みなさんレインコートにしましょうというわけではありません。

 

では、そのストレスを挙げていきたいと思います。

 

◆視界の違い

雨天時は視界が悪くなります。これは車も歩行者も同じです。

みんなが同じような状況になってしまいますから、互いに注意しないといけませんね。

雨天時の夕方は、ライトンの光が目に入ったりと視界悪いですよね。

晴天時に比べて、視野の確保と状況判断が遅くなります。

動体視力が長けてても、様々な状況判断を瞬時にするわけですから疲労して判断が鈍る可能性があります。

雨天時にランニングされる方も、周囲の視野確保はしっかりしましょう。

 

◆歩行姿勢

歩行姿勢も晴天時に腕を振って歩くのとは少々異なります。

前述したように、傘を持つ手は自由度が減ります。

なので左右の歩行バランスは崩れやすくなります。

視線も下を見がちになります。足元が落ち着かない事で骨盤も後傾しやすくなりますね。

 

私はそんなことから『レインコート派』になったというわけです。

たまに自転車の傘さし運転を見かけますが、この行為はこれまで上げたストレスを見ても危険であることはご理解頂けましたでしょうか。

車を運転していても、傘さし自転車のフラフラ走行にヒヤヒヤしますね。

自転車の傘再運転や無灯火走行はやめましょう。

 

何度も繰り返しますが、だからと言ってレインコート派になりましょうということではありません。

いずれにせよ雨天時は、己の身を守る事と他者の安全を守る配慮が必要です。

 

たまに、『だったら雨天時は動体視力のトレーニングになるのでは?』という質問を頂きますが、これは大きな間違いです。

トレーニングというのは、目的に対して繰り返し鍛錬することを言います。適応性を高め、心身の形態的・機能的変化を高度に発達させる行為をいいます。

ですの、環境に慣れることではトレーニングになりません。

 

私のレインコート派の1つの難点は、

 

『濡れたレインウェアを持ってお店に入れない』

 

ということです。

スーツを着ているビジネスマンには難しいですね。

それでは。

 

コンディショニングトレーナー

前波卓也