チーフトレーナー前波です。
3年前の記事です。
私たちは、骨格を見抜く力を求められます。
そして2手3手先まで考えて治療をしなければなりません。
例えば、上体を前屈するストレッチで、太ももの後面が突っ張ってカラダを前に倒せないとします。
多くの場合、
『太もも後面の柔軟性が低い』
という結論に導かれることが多いと思いますが、果たしてそうでしょうか。
腰椎に原因がある場合や腹側面・下腹部に原因がある場合もあります。
私たち柔道整復師やトレーナーは、
『前屈が苦手=太もも後面の柔軟性低下=太もも後面のストレッチ』
ではいけません。それが専門家です。
だって柔軟性に問題なかったら、ストレッチばかりしても変化しませんからね。
人間の骨格は、脊柱を疑わずに治療はできません。
今日も多くの方のお悩みが解決できるように背骨の治療するぞ!
コンディショニングトレーナー
前波卓也