◆今回のお話し
・今流行りのテーブルホッピングとは?
・メニュー表がない?その理由とは?
・メニュー表がないデメリットは?
・理想とするバルーンアートの形は?
・まとめ
今流行りのテーブルホッピングってなぁに?
こんにちは!
たけむぅーです





最近、ファミリー向けイベントで
テーブルマジックを行うマジシャンの様に
テーブルまで行って風船を披露する
「テーブルホッピング」というものが
ホテルのバイキングなどで重宝されています



バルーンショーなどでは、一部の人しか風船が貰えないとか、歌のお姉さんなんかだと会場全体が子供っぽくなってしまうなどデメリットが沢山あります。
しかし、テーブルホッピングなら、プロの早業を間近で見ることができ、より多くの人が風船を貰うことができるので、幅広い層の方により満足して頂くことができます

各テーブルごとにコミュニケーションをとりながらオーダーメイドで行う「プチショー」という感覚で捉えて頂ければ良いと思います



メニュー表がない?その理由とは?
そんなテーブルホッピングですが、よく言われるのは「メニュー表はないのですか?」ということです。
結論から言えば販売するとき以外はメニュー表はありません。それにはちゃんと理由があります。
第1の理由は、
メニュー表が作りきれないほどレパートリーがあることです。ちゃんと数えたことはないですが、細かく数えれば恐らく1000に近いレパートリーが存在します。例えば「犬」という中に「プードル」「ダックス」などの犬種があったり、玉乗りしてたりハートに入ってたり腕輪になったり、ハートを持ってたりします
どれを載せたらいいかなんてわかりません。


第2の理由は、
お客様のリクエストに出来る限りお答えしたいからです。その日によって人数が多かったり少なかったりします。メニュー表を作るなら、多い方に合わせざるを得ませんので一度決めてしまうとクオリティを落とさざるを得ません。
そして、バルーンで一番盛り上がるのが、その場で即興で作る瞬間です。うまくできたら大成功
うまくできなかったら笑いに変わる





お客様と一緒に作り上げていく空間こそが真のパフォーマンスだと考えています。
そこから生まれた作品が私のレパートリーに加わることもしばしばあります。
第3の理由は、
少し考えてみてください。
マジシャンがテーブルにやってきて…
ーーーーーーーー
メニュー表
1.コインが変わるやつ
2.スプーンが折れるやつ
3.輪ゴムがすり抜けるやつ
どれかお選びください。
ーーーーーーーー
↑こんなメニュー表もってきてきたら
どうでしょうか???
こんなことをしたら、
何が出来るか、何が起こるか、
それが予めわかっていて、
その現状までじっと待つだけの
退屈な時間になってしまいます。
何が始まるか、何が起こるか
わからないからドキドキして
ワクワクするのではないですか?



バルーンアートも同じで、
「好きなものを言ってみて♡」といわれて答えたら、ただの風船がみるみるうちに好きなもに出来上がっていく過程がドキドキワクワクで面白いのであって、
初めから分かってるものをただ貰うのを待つだだけなら、面白くもなんともないと思います
(もらって嬉しいというのもあるけど、それはモノが欲しいだけでパフォーマーは必要ない)


とまぁ、こんな理由から、私はメニュー表を一切使わないことにしています。
メニュー表がないことでデメリットはないの?
デメリットはあります。それは、お客様が何がいいかなー?と、悩む時間が長くなることです
♡あとは、無茶振りしてみよう
と企む人が必ずでてきます





いちにちに兎に角多くの量を捌かなければならない現場では、この悩む時間はかなりのダメージになります

しかし、お客様とコミュニケーションをうまくとることで、その辺りも解消することができます



理想とするバルーンアートパフォーマンスのかたちとは?
そもそも論なのですが、バルーンアートパフォーマンスは「細長い風船が、あれよあれよと形を変えて、想像もつかないようなものがあっというまに完成し、幸運な人は特別もらえることもあるワクワクの時間」をお客様に提供することです。
メニュー表をもっていって、見たことあるような作品をリクエストに答えて黙々と作るなんてのは、パフォーマンスとは言えません。「移動型バルーン製造機」だと思います



私が理想とするのは「常にお客様の想像を超えること」です。
テーブルホッピングならば、テーブル毎に毎回新しいドキドキとワクワクを提供できるように、風船を作りながらお客様とコミュニケーションをとり、同じメニューでも少しアレンジしたりします



例えば最近では、あっちの席でペンギンを頼まれて作ったら、別の席で皇帝ペンギンを頼まれました。私は金色の風船で小さな王冠を作り👑皇帝ペンギンと言って遊びました

土星を作ってと言われて、無理やり作ろうとしたけど、作ってる途中で骨つき肉に見えてきたので最終的に骨つき肉になりました
🍖

こうしたやりとりを、そのテーブル以外のお客様も楽しみながらご覧いただきます。
子どもの無茶振りに答えるのを大人の方がワクワクしながら見ているんです。
そうすることで大人から子どもまで楽しむことができます。
お客様からはいつも想像を、超えるリクエストが飛んできます。
その想像をさらに超えて、
お客様に倍返しすることが私の理想とするバルーンパフォーマンスだと思ってます

メニュー表を作らないことで、そうした現象を引き出すことができます。
まとめ
バルーンアートパフォーマンスは、作品が出来上がっていく過程のドキドキワクワクを楽しんでいただくのがもっとも大切なので、それを引き出すため、たけむぅーは、頼まれない限りはあえてメニュー表は作ってません!!
見つけたら色々リクエストして、ドキドキワクワクを楽しんでみようね





ということで、たけむーでした!!










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