カエルじゃないよ!エルモだよ!
どうも、風船使いたけむぅーですぅ♪
今回は”風土”のお話です
バルーン関係ねーじゃんって思うかもしれませんね(笑)
けど、なんで、あえて
私がこんなブログを書いたのかは察してほしい。
とおもっています
つまり、遠回しに関係あるってことですね
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■はじめに
さて、私は2年間、とある行政の外郭団体で、
年間に数十社の企業のトップや偉い方々と
ワーク・ライフ・バランスや働き方改革について
情報発信やアドバイスをさせていただくお仕事をしておりました
中には皆さんの誰もがしる大企業もありましたよ
いまでこそよく耳にする言葉ですが、
私が”ワーク・ライフ・バランス”という言葉を初めて聞いてからは
もう、かれこれ9年くらいになります
当時は、若者の就職率の低下や離職率の増加が話題となっており、
なんやかんやと知恵を絞っていたのが懐かしいですね
さて、このような取り組みがすべてにとっていいのか?
という議論は私の手には負えませんので置いといて・・・・・
「誰もが”いきいき”と働くことができる職場づくり」のためには、
良い組織風土というやつは欠かせないわけです
■欠かせない5つの要素
そして、良い組織風土がある会社には、
皆に以下の5つの意識があるといわれているそうです
① 共通の価値観
② 同一の危機感
③ 自信と信頼
④ 高い欲求水準
⑤ 感謝の気持ち
いかがでしょうか。皆様のお勤めの会社や職場には、
このような”意識”が浸透していますか???
浸透していればしているほど、
働きやすい組織風土があると言えるそうです
風土っていうと固いのですが、ようするに空気ってやつです
会社に限らず、学校、町、地域、業界、
どんなコミュニティにも当てはまることだと思います
■風通しの悪い風土だと起きる問題
ではもし、良い風土が備わっていなければ
いったい、どんな問題がおこるのでしょうか。
たとえばこんな問題、身近におきていませんか???
(1)皆の意見がバラバラでなかなか話がまとまらない。
(2)信頼して相談できる相手が周りにいない。
(3)新しいことにチャレンジする余裕がない。体制が取れない。
(4)権利ばかり主張して、責任を果たさない人が多い。
(5)人間関係の問題がよく起きる。
(6)やる気が無い人が多い。モチベーションが上がらない。
(7)連携がとれておらず、効率が悪い。
(8)若い人材がなかなか集まらない。定着しない。
(9)パワハラ・セクハラがあたりまえになっている。
もしこんなことが実際に起きているなら、
今すぐに変えて欲しいですよね
では何をすればいいのでしょうか?
■組織風土を変えるための5つの対策
はっきり言って
単発のセミナーや研修は全く意味がありません。
意識をさせるだけではなく、
長期的な計画をもって具体的な行動に移していく必要があります
その中で、私が最も重要だとおもう
5つを内容について記載してみます
(1)トップが理念を明確に発信している。
まず、絶対になくてはならないのが、この「理念」というやつです
これがなくては私たちはいったい何を目指せばいいのかわからなくなってしまいます
トップの最も重要な役割といっても過言ではないでしょう
これを行わないということは、それはトップは仕事をしないと言っているのと同じこと
衝突を避けるため、保身のことしか考えていないと思われても仕方ありません
みんなが健康であるためにはどうしたらいいのかということを真剣に悩んでくれる
そんなトップだととても幸せだとおもいます
浸透するまで何回でも発信してほしいと思います
(2)具体的な目標と、それに向けた行動計画がある。
理念はあるけれども、じゃあ具体的にどうすんねん
って、いうことです自分で考えて動ける素晴らしい人ばかりではありませんので、
具体的にして共有することが大事だと思います
目標は数値化できるならなおのこと良しですね
具体的に行動に移し、共に目標を達成することで共通の意識が生まれてくるのです
(3)意見交換を行い課題を共有することができる”場”がある。
「場づくり」というのはとても大切なことです
皆がざっくばらんに意見交換をしていく中で、お互いのことを知り、共通の価値観が生まれます
でも、いきなり、「はい!今から課題解決のために意見交換して!」なんて言ってもできるわけありません
まずは、リラックスできる状態から信頼関係を構築できるような場を作るところから始めるとよいと思います
(4)公平かつ公正な評価制度がある。
もっとも重要な問題はこれですよ
私が知る組織風土の悪い企業の大半が、この「評価制度」をいいかげんにしていました
これが一番風土を悪くし、モチベーションを下げます
スポンサーのご都合主義だったり、単純な年功序列だったりするわけですね
評価とは、その人がずっと一生懸命頑張ってきた成果ですから
それを正当に行わないというのは、裏切り以外の何物でもありません
(3)のような場を活用し、現場の意見を聞き取りながら進めることも大切です
(5)技術や能力を向上させることができる機会を設けている。
ようするに教育の機会が平等であるということです
知らないということは、それだけで全くことなる結果を導き出すことになってしまいます
例えば人権を例に挙げるとすれば、
しっかりと学ぶのと、経験からの持論を展開するのでは全く違います。
どちらも大切ですが、一方の意見だけではすれ違ってしまいます
技術にしても、ある状態の人と、ない状態の人であれば答えは変わってくるでしょう
みながある程度、平等な状態であるとういことが大切なのです
■まとめ
皆さんいかがでしたでしょうか
あんまり関係ないかなって思ってる人のほうが多い話題かもしれませんが、
なんとなーく風通しがわるいなぁ・・・とか、
人間関係があまりうまくいかないことが多いなぁ・・・と思ったら
少しだけ自分のことを俯瞰してみて、
自分の周囲の状況に
この内容を当てはめて考えてみてください
何が十分で、何が足りてないのか?
そのために、何をすべきなのか???
おそらく何が課題なのかが少しはっきりしてくると思います
他人の意識を変えることはなかなか難しいです
ですが、
仕組みを変え、行動を変えれば、意識も変わる。
というのが私の持論です
なぜならば、実際に行動してそれが認められることがあれば、
そこで初めて考えが変わるということがあると思うからです
認知行動療法なんかでも、まずは行動から意識させたりしますよね
医療でも取り入れられている手法の一つです
ただし、現状を維持したいという心理が働くので、
人はなかなか今の現状の仕組みを変えたくないと思うものです
そんな中で、誰かを批判的に言う人がいたらこう聞いてみてください
「あなたは、5年、10年先の私たちにとって
どんな良い未来を想像しているのですか?」
その答えがわかったとき、その人の本質がわかるでしょう
たしかに、
今のままの状態があと何年も続けばいいと思います
しかし、変化が激しい現代では10年先のことなど誰もわかりはしないのです
少子高齢化が大幅に進む昨今
先、10年以内にはIOTとAIが発達した
とんでもない時代が必ずきます
それは明るい未来をもたらすだけとは限りません
しっかりと前向きに議論していくべきだと私は思います
アートやデザインは人がいなければできない仕事と
鷹をくくっていられるのは今のうち。
かもしれません☆
実際にとあるイベント会社には、
アーティストが実施する内容をマニュアル化して、
誰でも対応できるよう平準化してくれとかそういう依頼が来てるとか
現実的で夢がねーなーって思うかもしれませんが、
現実を見据えなければ、夢は描けないのですよ
ぜひ、新しい時代でも夢が描けるような
しなやかなで柔軟で、風通しのようい風土形成に
今から取り組んでいただきたいと思います
ということで、たけむーでした