昔々、ナナオ・サカキさんに実際に会って、直に彼の存在を感じながら詩も感じたいと思っていたことが
ありました。 しかし縁がなく、時が経ち、私の心には洗っても落ちきらないほどの垢が積もりました。
ナナオ・サカキ・・・・・無所有を主義として家や定職を持たず、全国を放浪をして反戦運動や環境問題に
関わってきた。 現在も放浪を続ける日本のヒッピームーブメントの中心人物。
神（特定の宗教はやってません、大いなる存在のことを言ってます）は、いつどんなところから
プレゼントをくれるか分かりません。
昨晩、【未開の森林 】という私の大好きなブログでナナオ・サカキさんが紹介されました。
是非、このブログに飛んで、ナナオ・サカキさんの詩を感じてみてください。
神は、荒くれた過去ばかり書いている私に、通過したら別の次元にシフトせよと言っているようです。
昔々、ドラッグをやりながらレゲエ音楽を通じて、ジャマイカのラスタファリズムにハマり自然回帰を唱え、
ヒッピーのコミューンやオショーのサニアシンのところに入り浸っていたことがあった。
今書いている【記憶】とほとんど同時期。ヤクザとヒッピーの付き合いがあり行ったり来たりしてました。
その当時に知ったナナオ・サカキ氏。 会った事はないが、尊敬と敬愛の念を抱いておりました。
私の裏の顔はこんなであったが、表の顔は１０代からスカウトで始めたファッションモデル。
ミスコンでもミスなど勝ち取っていたことがあったのは大昔の話（笑）
正反対の世界に生き、いくつもの顔はその時さらに沢山形成された気がします。
本音は心の奥底に沈み、魂の泣声も叫び声もドラッグで封印するようになり、
世間が望む姿で表社会に出る。
世間が欲する姿をして、世間が欲する言語を発していれば生きていけた。肉体だけは・・・。
バカな金持ちは私の容姿に金を払う。私はさらに自分の肉体の形を商売道具にしていった。
そんな生活をしながら・・・結局死ねなかった。
いや、厳密に言うと１度死んだ（らしい）が、幸か不幸か宇宙から戻されてしまいまだ生きている。
・・・後遺症を引きずりながら、年金や老後のための貯蓄を心配しながら・・・
およそ魂のなんの糧にもならないことで頭を痛めながら・・・クソクラエの人生を歩んでいる。
昨晩、ナナオ・サカキさんの詩を読んで、「思えば遠くへきたもんだ・・・」と思い、涙があふれてきました。
私も、過去・・・何も持たないで、宇宙が作った恵みにのみ抱かれて放浪をして生きていきたいと
強く思っていたものでした。 なんとかそうしようと努めてきました。
でも今は・・・恐怖という感情が勝ったのでその思いをまた封印しました。
昨晩、交流のあるブロガーさんにこのナナオ・サカキさんの記事をお知らせしましたら、今日になって
お返しに以下の詩が来ました。海外生活をされていた時に出会った詩だそうです。
最近は日本でも翻訳されているそうです。世間を知らない私は、今朝、はじめてこの詩に出会いました。
涙腺の弱い私・・・また・・・感動したので・・・この詩を皆様にプレゼントいたします。
多分、ベースがキリスト教だと思います。違和感のある方はスルーしてください。
大事を成そうとして、力を与えて欲しいと、神に求めたのに
慎み深く、従順であるようにと、弱さを授かった
より偉大なことができるように、健康を求めたのに
よりよきことができるようにと、病弱を与えられた
幸せになろうとして、富を求めたのに
懸命であるようにと、貧困を授かった
世の人々の称賛を得ようとして、権力を求めたのに
神の前に跪くようにと、弱さを授かった
人生を享楽しようとあらゆることを求めたのに
あらゆることを喜べるように、生命を授かった
求めたものは何一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表せない祈りも、すべて適えられた
私はあらゆる人の中で、最も豊かに祝福されたのだ
神は、私が必要とすることを一番よく知っておられる
願わくば、神は賛美され、祝福されますように・・・
(ニューヨーク大学リハビリテーション研究所の壁に刻まれている一患者の作）
（非常に重い、治ることのない病気にかかった患者の詩だろうと言われている）
この詩・・・皆さんの心にどんな風に響きましたか？
詩を送ってくださったＮさん、ありがとうございました！
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