MAGI SYSTEM

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趣味について書いたるで~

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友人が警察試験に受かった。
僕は喜んだと同時に、なんてこったと嘆き、元から信じてもいない神様を呪った。


よりにもよって警察に…。
色々理由を付けて諦めさせようと思っていたが、彼はむしろ燃えていった。
受かるわけないだろう、とたかをくくっていたのだが…。


彼を嫌いなわけじゃない。
むしろ親友と言っても過言ではない。いや、一番簡単で、適した言葉だろう。
しかし、警察は、というよりむしろ警察だけには、なって欲しくなかった。
単純明快。理由は簡単。
僕の彼女が、ヤクザの娘だからだ。


















僕の地元は物騒だ。
引ったくりの件数は、
他の町の郡を抜いているらしい。
強盗や空き巣の話は、全く聞かない。
殺人なんかも、ない。


しかし、引ったくりは起きる。
若者達の軽い遊びのつもりか、はたまた生活に困ったものの犯行か。



ところで最近、父さんの様子がおかしい。
興味も無かったゴルフ番組を、急に見始めた。


ゴルフに興味を持ったのか、と疑問を片付けられなくもない。
しかし、それだけでは無いのだ。


あるプロゴルファーのみを、見続けている。
プロになったばかりの彼の名を、僕は知っている。
きっと多くの人も、同じように知っているだろう。
最近のニュースでいつも話題を集める、新進気鋭の若手だ。
意識せずとも、自然と耳に入ってくる。
無意識のうちに、覚えていた。


父さんが彼を見ている理由。
僕にはわからないが、
事実として、こんな偶然が存在している。


彼と僕らの名字が、一緒なのである。もちろん、鈴木とか、佐藤なら不思議では無いかもしれない。
しかし、僕らの名字は、そうそう見かけない。




最近、父さんの様子がおかしい。








ぱっと浮かんだストーリー。
とりあえず書き出しだけストック( ´∀`)