友人たちと楽しんできた両親が帰ってきた。


やっぱり話す内容は津波にちなんだ話。


みんなそれぞれのドラマがあった。


新居を構え、二週間後に津波に襲われた。

ようやく息子夫婦と新しい生活。

去年、男の子が生まれ、生後5カ月であの地震が。

その日、その子のお母さんが津波に流された。


地震のあと子供のことが心配で、新居に戻る途中だったらしい。


もしも戻っていなかったら…


「もしも」

今回、このもしもはたくさんあったはずだ。


その子のママはまだ見つかっていない。


あの日から4ヶ月。


その子は本当に手のかからない、赤ちゃんで、人見知りもしないらしい。


ぐずったり、泣きじゃくったり、全くしないらしい。


きっとママがいつも側にいるんだろうな。



たった2週間だったけど、お嫁さんとの生活は楽しくて本当にキラキラしてた。


そんな話があったとか。


うん、やっぱり死んだ人の分も生きなきゃな。


改めて思いました。


そんな話を聞き視線を横に移すと側に伏せてるマロンがいた。





久々にお泊まりして友人たちとお喋りした母は横になって昼寝モード。


すると…





こうやってのんびり出来るって幸せなんだなーって実感。





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