金土日とかなりの寒さでしたねーーー
各地で大雪のところもありましたが、
京都市内は日曜日にうっすら雪が積もりました。


底冷えの京都ではありますが、
空気の澄んだ寒い季節、こころも澄める、
竹の寺・地蔵院をご案内します。


京都市西京区にある地蔵院は、
市内中心から少し離れますが、
京都バス「苔寺・鈴虫寺行き」終点から徒歩3分、
又は、阪急電車嵐山線・上桂駅から徒歩10分です。


拝観料は500円です。



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地蔵院は臨済宗の寺院です。
本尊は地蔵菩薩です。




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境内は竹林に囲まれ、竹の寺と呼ばれます。

参道では、まず竹の気に圧倒されます。

人が少なく、街からも離れているのでかなり静かに参拝できます。





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地蔵院は、鎌倉時代の衣笠内大臣で
歌人でもある藤原家良の別荘跡地に、
1367年、室町幕府管領の細川頼之が創建し、
夢窓疎石を開山とした寺院です。


細川家ゆかりの寺院で、細川護熙元首相・作
襖絵が奉納され、方丈にて公開されています。






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本堂横には''一休さんと母''の像があります。

一休さんは、第100代天皇・後小松天皇の皇子とされていて、
京都府新田辺の酬恩庵にある一休さんのお墓は
宮内庁が管理しています。

南北朝激動の時代、母の伊予の局は宮中を出て
地蔵院近くの民家で一休さんを産んだとされます。
一休さんは6歳で修行のため安国寺に移るまでの幼少の頃、
ここ地蔵院にて過ごしました。






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境内奥の方丈は、昨年秋に解体修理が終わり
''十六羅漢の庭"と呼ばれる平庭式枯山水庭園
とともに拝観することができます。

残念ながら方丈内は撮影禁止で、
写真は撮れないのですが・・・

部屋から座って鑑賞するために造られた庭園は
コンパクトながらとても美しく、
自然石の十六羅漢さん、苔、木々、
今の季節は仙りょう、鳥たち、
そしてこの寒さ、こころ洗われます。




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地蔵院は、境内に広がる苔も美しくて
こころ癒されます。






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竹の寺・地蔵院、ぜひゆっくり参拝してみてください。


お寺を出る頃には〜〜〜
こころが澄み切っているのではないでしょうか〜〜〜
ないでしょうか〜〜〜
(#^.^#)