こちらで入手したパプアキンイロクワガタの産卵セットを組みました。

パプキンは過去に何度か飼育経験がありますが、これといった結果が出ていなかったため、今回は大型個体を目標に飼育していきます。

 

画像1. 今回入手したパプキンペア. 

 

産地はニューギニア島イリアンジャヤ・アルファック。累代はCBF1。体色は♂はグリーン系、♀はブルー系です。

 

 

以前ヤエマルペアを購入後翌日で死亡して累代できなくなってしまった苦い経験があるため、購入直後に♂プリカに♀を投入し、そのまま数日間同居ペアリングを行いました。

 

画像2. 同居ペアリングの様子.

 

 

マットはフェロールマットを使用しました。

ケースはプラケミニサイズです。

産卵セット内容は一般的なヒラタ・ノコギリのものと変わりはありませんが、水分量は若干少なめにしました。また、ケース四隅に♀がマットに潜るとっかかりになるように穴を空けました(画像3)。

 

画像3. 作成途中の産卵セット.

 

 

本来は♀のみを産卵セットに投入するのですが、万が一を考えて♂も同居させました。パプキンは挟む力が弱く、♀殺しが起こることはまずないため、アゴ縛りはしていません。

 

 

画像4. 完成した産卵セット.

 

画像5. 産卵セット内のペア.

 

この後はタイミングを見計らって♂♀を取り出し、幼虫がケース側面や底面に確認でき次第割り出しを行います。