天才の中でも、
大天才・数学者ラマヌジャン*5がいます。

なぜ、「数学」かというと「芸術」と近いからです。

数学のもつ、芸術性と美学は人々を引きつけやまない魅力があるからです。

詳しくは、YouTube→ラマヌジャンを検索して見てください。



さて、ビジネスエリートや芸術家も求められるものとして。

「アートとはゼロから価値を生み出す創造活動であり、ビジョンとそれを実現させる為の内なる情熱である」*2

とあります。


それは、そうなのですが、、
全く「ゼロから価値」は生まれるのでなく、
膨大な情報を入れて残ってものが、
「突然変異して生まれる」とした方が正しいかもしれません。

大天才・ラマヌジャンも13才の時、
専門書「数学純粋要覧」に出会って才能が開花しました。

そして「ハーディ教授」との出会いにより、彼の才能は世界的になります。

よって「ゼロ」からはありえないことがわかります。

まして、凡人の私達は正しく良い影響(本と人)を受けて、
才能を爆発させた方が正しいのです。


ラマヌジャンにとって数学は全てでした。
画家にとっても芸術は全てです。

「数学」や「芸術」という、粘り強く挑んでいく態度そのものに「価値」があります。


ラマヌジャンの凄いとろは、
1を円周率で割った数を、以下のように表現したところにあります。


3.14159265359.....でなく、この表現力です。

計算するのでなく、一瞬で絵として浮かぶのです。


感動する程、
美しいではありませんか❗️
これなんです‼️

わからなくて良いのです。
この情熱と追求する姿勢なのです。



画家の理想も同じで、
このように表現できたら何て素敵なんだろう‼️
思います。


現代アートにとって、
「わからないことは良いこと」とされ何の問題はありません。


現代では、「すぐに簡単にわかる」ことが求められますが、

画家がするべきことは、
「純粋な芸術性の追求」と「普遍的な美学の完成」
に向かって生きること、にあります。

ラマヌジャンの人生は短命でしたが、
大成功の人生であったといえるのです。






以下、スタッフブログです。
是非、お読みいただければ幸いです。









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参考文献
※1「会計の世界史」田中靖浩著・日本経済新聞出版
※2「アート思考」秋元雄史著・プレジデント社
※3「無限の天才」ロバート・カニゲル・工作舎
※4「心は孤独な数学者」藤原正彦・新潮社
※5ラマヌジャン(1887-1920)インドで生まれ、ヒンドゥー教バラモン階級。13才で「数学純粋要覧」を読み、さらに天才性を発揮。16才で大学入学するが、数学以外は興味を示さず、2度退学。英ハーディに才能を見出される。定理ノート3冊を残す。タクシー数の発見、毎朝6定理の発見など、天才の領域を超えた、大天才の才能を発揮する。「インド神マナギーリ神が全て教えてくれた」という。32才没。