やっぱり駄目だったかぁ。先日の柔道フランス国際で準決勝で地元のフランス人に負けてしまった。

これで北京オリンピック出場はむずかしいだろう。

康生の試合は何回かみたことはあるんだけど、

なぜ攻めない

なせしかけない

なぜがむしゃらにいかない

って常におもってた。事実試合後のインタビューでももっと攻めなければ・・・なんてコメントを康生から聞くわけだが、今回もそんな結果になってしまった。


今日本の柔道界は世界においつかれつつある。ていうかおいつかれている。その理由のひとつにはいるかわからないが日本のトップではなく、その上の国際協会が問題なのかと。


どのスポーツも国際協会といえばヨーロッパやアメリカに集中してる。日本で生まれた柔道もそうだ。

ルールまでもがどんどん改正され、日本人が強くなるとまた改正される。レスリングもスキーもそうだ。協会内の日本人も排除され、いわゆる日本人はずし。アジアはずし。


ただ今回の康生は完敗だよ。

もっと練習しろよ。もっと頭つかえよ。大技だけでは勝てないんだよ。怒れる。



けど



今回の試合後のインタビュー



泣きそうなのを我慢して答える康生。  「いろいろな人にお世話になった・・・・・・」

お世話になった人の顔をおもいだしたのだろう

激励の言葉をおもいだしたのだろう

父の顔、嫁の顔もおもいだしただろう。

あれだけ練習したのに、あれだけ苦しいおもいをしたのに。


とうとう涙がこぼれおちた。

我慢しようとする。

けど

またこぼれおちる。


もう僕にとってそれで十分だった。


康生にはがんばってほしい。

可能性があるかぎり。