こんにちは
泉野です
あなたは
:優しさと安心を感じる人
:華やかで、刺激がある人
どちらも魅力的な人がいたら
どちらを選ぶと思いますか?
人は、平均的に
後者の「華やかで刺激がある人」を
選びやすいんです。
「優しい人がいい」と言いながら
そうでない人を選んだ。
私もそんな経験ありますが、
あなたは、そんな経験なかったですか?
その理由のひとつに
人は、“安定”より“揺れ”に強く反応しやすい
という資質があるからです。
研究では、ギャンブルのように
報酬がいつ得られるかわからない
「予測できない状況」のほうが、
脳内が反応し
その影響が強くなることが
分かっています。
つまり、安心している状態よりも、
波がある方を好むのです。
恋愛では、
この状態が
とてもわかりやすく表れます。
優しくされると、
一気に気持ちが上がる…けど
思い通りになってしまうと
物足りなくなる…
連絡が来ると、嬉しい
でも、連絡が来なくなると、不安になる
少し距離を感じただけで、
気持ちがざわざわして、
頭の中がその人でいっぱいになる…
このとき動いているのは、
愛情の感情だけではなく、
期待と不安が入り混じった感情の揺れなのです。
嬉しいと苦しいが交互にやってくると、
その人の存在そのものが、
心を大きく動かすものになっていくのです。
そして、その大きな揺れを
「強く好きということなのかもしれない」と
脳は錯覚してしまうことがあります。
とくに、
「見捨てられる不安を抱えやすい人」は、
相手の気持ちの変化や、
愛情のサインに
敏感になりやすいとも言われています。
相手が少し優しいだけで安心し、
少し距離を取るだけで不安になる。
だからこそ、
関係の中で感情が揺れやすくなり、
離れにくさにもつながっていきます。
ずっと冷たいなら、
まだ諦めやすいのですが
でも、ときどき優しい、となると
苦しいのに、嬉しいという感覚が増大するのです。
それが繰り返されると、
「次はまた優しくしてくれるかもしれない」
という期待が生まれてしまうのです。
そのため、
離れたほうがいいと頭ではわかっていても、
脳も、心もついていかない状態になるのです。
この“たまにもらえる安心”が、
人を関係につなぎとめやすくすることがあります。
仕事でも似たことが起こります
穏やかな職場は、安心できて、過度な緊張もない
その静けさが「退屈」に感じられるのです。
その環境が自分に合っているからというより、
感情が大きく動くことが心地が良いと
感じているのです。
ここで一度、
立ち止まって考えてみたいのです。
私は、安心を退屈だと勘違いしていないだろうか?
私は、感情の揺れを、ときめきや充実感だと思っていないだろうか?
私は、本当に欲しいものよりも、
強く反応してしまうものを追いかけていないだろうか?
優しい人が魅力的ではないのではなく、
安心に慣れていないと、
その静けさを退屈だと感じてしまうことがあります。
刺激的な人が特別なのではなく、
感情の上がり下がりが大きいぶんだけ、
印象が強く残っているだけかもしれません。
時に、心は、大きな波に目を奪われることも
在るかもしれませんが、
大切なのは、等身大の自分が
安心して穏やかに
過ごせる場所だということも
覚えておきたいですね。




