その後、私は自分の部屋に上がったけど、少したってから洗濯物を干すためにリビングに下りた。
彼はキッチンに立って、何か作っている。時間はすでに11時を回ってたように思う。
そして、ビールを飲みながら、食べる。
やっぱりこの人は変わらないだろう。このまま太り続けてしまう。
これを矯正してくれる人は現れるんだろうか...
過去の話を切り出したとき、お酒についても話した。
気持ちを切り替えて飲まなくなるんじゃないかと思ってたけど、全く効果はなかったようだ。
私は自立のための生活費を捻出するため、すでにバイトをしていて、フルタイムの仕事が終わってから、夜もバイトに出かけることが多くなった。
昨日、仕事が終わって家に帰ると彼はすでに帰っていて、玄関前で猫たちと戯れていた。
「今日は飲みに行ってくるから」と言った。
大喧嘩をして以来、彼が飲みに出かけるのは、初めてかもしれない。
「うん。」 たぶん、彼は帰ってこないと思った。
今年になって、飲みに出かけて帰って来なかった日は2回あった。1回目は実家に泊まったかもしれないが、2回目はわからない。会社の同僚の家だと言ってたけど、さほど気にならなかった。
今回も同じだろう。
今朝、6時半過ぎに目が覚めた。やはり、彼は戻っていなかった。
仕方がない。彼もここに戻るのは本当に辛いだろう。
私にとって、この6年間は、心の整理と自立の準備のために必要な時間だった。
あんなにボロボロだった私を養ってくれ、時間をくれた彼に感謝しなければならない。
このブログもそろそろ終焉を迎えるかもしれません。