三つ作った奴の、真ん中。

だんご三兄弟で言うなら、間に挟まれ管理職な次男

古いか


相も変わらず、キャスティングが優秀。

サダキヨ役とか、そう来たか!って


もっと見てたかったよ、サダキヨいいよ

トモダチになってよサダキヨ


原作でも、サダキヨ編はとても良い話なんだけど

そんな良い話拾ってたら、10部作くらいになってしまうものね。


話も、あの伏線やら暗喩やら多い原作を

随分コンパクトに、分かりやすく纏めてあったと思う。


確かに、原作良い話多いから

原作のあのシーンを拾わなかったとか、あの部分が前後したとか

分かるんだけど、そういうので叩くのは意地悪だと思うさ。


ちなみに、僕は20世紀少年の中で

ヨシツネと、サダキヨが一番好きなので

今作は、ごっつぁんです!って感じだった


気分はまさに、カンナの「ヨシツネおじちゃん!」みたいな


己の償い切れない過ちを認め

それでもなお、今出来る正義を行動に起こしたサダキヨも


目立つ特技が無く、活躍する仲間達の背中を追い

自分の無力さを嘆きながらも

負けず屈さず、ひたすらに仲間達の帰る場所を守り続けた


彼らは「仮面ライダー」であり「ウルトラマン」ですよ。

黄金期と末路の、末路の方

末路だからね、どんどん追い詰められていきます。


食い物も無ければ、医薬品も無い

一番欲しい、農民達の支持も得られない


どうなるかは、歴史の知識としては知っているのだけれど

勝て!勝て!歴史変わってしまえ!とずっと願ってた


前作ラストのカタルシスとは、真逆の悲愴感漂うラストです。


日本の連合赤軍は、革命を題目に実際は国家に立ち向かう事も無く

内輪で、独裁者ゲームに興じた後

暴力を仲間達に向け、単なる犯罪者へ堕ちた


革命に成功し手に入れた、新権力者としての日々を捨てて

外国で、更なる革命の成功を信じたゲバラ。


共産革命の失敗、国家への敗北


同じテーマで、同じ末路を迎えながらも

革命家として死んだ者と、犯罪者として生き残った彼ら


革命という理想に対する、本物と偽者の差なのかもしれない。


俺も、俺の理想に対して

口だけでは無い、本物でありたい。



かっこいい、かっこいいよバットマン20面相


見てるだけで、太ももが痛くなる3Dアクションも素晴らしかった。


世界観、デザイン、造形、衣装、皆素敵だったかっこいい


ん?ストーリー?


ばっきゃろう!PVでストーリーなんか関係あるかい!


かっこよければ、それでいいんだよ!


どんでん返しがあれだとか、明智がなにだとか言う奴は、どっかにいっちまえ!


昔、キャシャーンという映画PVがあって


あれは、アクションシーンが最低だったのだけど


このK-20は、要のアクションがしっかりしてるので


安心して見れたさ


本当に、格好良くて素敵な映画なので


僕は大好きですよ。