昨日、しんどくって、ちょっと横になっていた。


そしたら嫁が隣の部屋で、

『私だって えらいわぃな (私だってしんどいよ)。』

って言うのが聞こえた。



そのあと一人でご飯を食べながら、荒れ狂う自分を想像し、ハッと我に返った。



昨日は子供の相手がちょっとしんどいと思った。




実は、自分がウツになって以来、うつ病の事が分かり、嫁もウツなのかもと思っていました。

育児や家事も向いてなさそうだし。。。


でも、最近あれがしたい、これがしたいと言って、マッサージ店や化粧屋さんに通ったり雑貨屋に行っては小物を買ってきて喜んでいます。


そんな様子を見ると、やっぱり健康体なのかなぁ。。。




昨夜19時過ぎ、友人から電話がありました。


仕事で知り合った人ですが、頼みがあるとの事で、会社(家の近くです)で待ち合わせをし、会社のパソコンを使って手伝ってあげました。



お礼を言われ、おまけにブドウの差し入れまでしてくれました。



こんな私がお礼を言われたんです。



なんだか人の役に立ったと実感できたなんてとても久しぶりで、嬉しかった。



こんな私でも役に立てると思った。



嬉しくて、今日部下に話しました。


私 『僕でも人の役に立てたよ』

部下『なに言ってるんですか、あたりまえじゃないですか』


私は皆に必要とされている人だと言ってくれました。


部下は私を慕ってくれています。

私も部下がいるから仕事が出来ます。



色々な人に支えられて生きています。

私の短所として、やりたい事とやりたくない事がはっきりし過ぎている点があります。


やりたくない事はとことんやる気がしません。


でも反対にやりたい事に関してはとことん追求し、苦労も苦労と感じません。



今はやりたい事がありません。

ウツだからもっともなのですが…。



そしてもう1つ、なんとなくやっている事と言うのがあります。


これは今はその意味が見えなくても、後々に良い効果をもたらしてくれます。


例えば小学校から高校までバスケをやっていました。

当時は部活をするのが当然と思っていたので、今思えば『やりたい事』と言うよりはなんとなくやっていました。


(当時はそれなりに楽しんでいましたが…)


でもそれがあったから体育会系の元気のよさが自分にあったと思います。



また、大学時代は時間が取れたので、沢山本を読みました。

元々本をあまり読まない私でしたが、これもなんとなく読んでいました。


その影響が今出ていると思います。



今なんとなくやっていることとして、仕事があります。

仕事は元々大好きだったのですが、ウツになってからは効率が落ちました。


でも、なんとか朝から夕方まで続けられるようになりました。


今仕事を頑張っていれば、将来心が開けたときに、

『あの時なんとなくでも続けていて良かったな~』

と思えるようになるのかな?

今日は子供を連れて墓参りに行こうと思っていた。


すると、案の定。

『この子(下の子)はやめといて』

と嫁が言う。



下の子は最近ちょっと熱があり、体調が悪い。



でも、嫁の実家には連れていく。

子供を連れて、友達にも会いに行くという。

そして明日は花火大会にも連れていく。


長時間だし、夜も遅くなるし、墓参りより、よっぽど疲れるでしょう。




私はもう、何年も花火大会行ってない。


きっとそのころからウツだったんだろうなぁ。

私は子供に大きな嘘をつかなければなりません。


それは、子供の名前。

『お父さんとお母さんが一生懸命考えてつけた名前だよ』

と。



嫁が一人目を妊娠した時は嬉しかった。

必死で名前を考えた。


自分の好きな漢字や響きや呼びやすさや由来や。。。


でも、私が考えた名前はすべて嫁に却下された。



そして嫁は名前を付けた。


意味や由来は特になく、自分がかわいいと思った名前らしかった。



でも1字だけ、僕には受け入れられない文字があった。


だから生まれたあと、その1字だけ名前を変えた。

漢字を後で付け足した。



だから嫁は、私が付けた名前だという。


義理の母は、その名前を『堅い、重い』と何度も言った。

出生届を出した後だった。




二人目の子はあきらめていた。


でも、子供に兄弟がいた方がいいと思い、なんとか頑張った。


月に一度のペースで同意してくれる日があった。

子供が出来るタイミングだとすぐに分かった。


でも気付かないふりをして、子供を作ることだけを考えた。


それ以外の喜びは何もなかった。



嫁のお腹にいたとき、何度もお腹を触らせてほしいと言ったが、許されたのはたったの2回だった。

だから胎児に話しかけたのもその2回だけ。



子供が生まれた。

名前を必死で考えた。


嫁は私の付けた名前には聞く耳を持たず、これにしようと自分で決めた。


私は渋っていたが、その頃は既に嫁の言いなりに動いていた。



二人目が生まれて数日後、産婦人科の待合室で子供の名前の本を開いた。

嫁が付けた名前が載っていた。


かわいい名前だと思った。

たったそれだけの理由で、子供の名前を付けた。



名前の由来はあとで付け足した感じになった。

名前の由来を嫁に問いかけ、嫁に気付かれないようにお互いの口合わせを試みた。



子供たちが大きくなって、名前の由来を聞く日がきっと来るだろう。


その時、私は娘たちの人生最大の嘘をつく。

『お父さんとお母さんが一生懸命考えてつけた名前だよ』

と。