うつ病によく似た症状を持つ病気の一つに、気分変調症と呼ばれるものがあります。
これは鬱のように常に気分が滅入っていたりやる気がないなどの症状が見られるものの、
その状況が極めて長期間に渡って続いているのが大きな違いです。
また鬱に比べると若干その症状も軽く、その点でも区別できます。
気分変調症と思われる兆候としては、食欲が無かったり逆に食べ過ぎてしまうといったものがあげられます。
さらにうつ病と同様になかなか眠りにつけない睡眠障害や、
仕事や学業などに気持ちを集中できないといった症状も併発します。
いずれも鬱に似ているので、こうした兆候を感じたならまずは病院を訪れて診断してもらうようにしてください。
病院では症状に応じてうつ病と気分変調症とを区別し、適切な治療を施してくれます。
この病気は鬱と同様に心の病の一つですから、改善するためには病院で治療を受けることが必要です。
病院では症状に応じて、薬による治療やカウンセリングによる治療を行ってくれます。
手術や入院などは稀ですので、安心して治療を受けてください。