交際が始まってから6日目の夜だった。
朝、体を繋げたまま、
「つきあっちゃう?」
「うん。」
そんな簡単なやりとりの契約だった。
それ以来、初めての逢瀬を心待ちにしていた。


その夜に、彼が前に交際していた恋人と同じ職業であるメンズエステで働くことを、こんなにも強く、望まれるなんて、思いもしていなかった。