昨日はメンタルの通院日だったのですが、すいていたので、ちょっといろいろ主治医がどう考えてるのか聞いてみました。


ミッキーQピンクパーソナリティ障害の本を読んで、巻末のチェックリストをやったら、いくつか当てはまったけれど、先生は私のパーソナリティについてどう思うか。


パンダ Aあかりさんは、パーソナリティ障害という病名ではない。


パンダ Aパーソナリティ障害っていうのは、うつ病の症状とはまた次元が違う話で、そういう病名がつく人は、他の症状より突出してその特徴が強くて、それによって次々問題が起きてしまうような場合。


本を読んでいて、自分は特に問題を起こしたりはしてないし、パーソナリティ障害っていう病名がついてるとは思ってなかったけど、一応聞いてみました。

チェックリストで当てはまったのは、「そういう傾向があるかもね」っていうくらいだと思う。



ミッキーQピンク以前、先生が「あかりさんの場合は、薬とか認知行動療法みたいなものだけじゃなくて、カウンセリングでもっと自分を掘り下げてみないといけない」とおっしゃっていたけれど、それは、私自身に何か重要な問題があるという意味なのか。


パンダ Aそういうことではない。治療をする上で、症状だけをみるんじゃなくて、多次元的に、その人の背景や考え方のくせとか、問題が起きた時にどんな風に対処していくかも考えていったほうがいい、という意味。どんな人でも、自分がやりやすい方法を探すことは大切。



ミッキーQピンクもう5年半も治療してるのになかなか安定しないのはどうしてか。


パンダ Aずっと同じ環境で治療してるわけじゃないし、現実にはいろいろ問題が起きたり、環境の変化が起きたりするから、どうしてもそういうものに影響されてしまう。でもだんだん、そういう問題をのりこえていける力がついていって、そしたら、通院も必要なくなる。


私が「普通はどれくらいで治るものなのか」とか「みんなこんなに長くかかるのか」とか聞くと、先生は


「普通とかみんなとか言うけれど、そんなものはないよ。普通って誰が決めるの?どの人もまったく違うんだから、普通はどうとか考えても意味がないでしょ。」


「たとえば、『普通は結婚して子供を産む』とか言う人もいるけど、それが普通ってだれが決めたの?みんなそれぞれ違う生き方をすればいいんだよ」


と、いつも私の普通発言に反論してきます。


これについて、私は

「先生の前で『普通は』って言うと、いっつも話がすすまない」

と思っていて、その話を帰ってからダンナにしたんです。


そしたら、


「そうじゃないでしょ、出発点が違うんだよ。『普通は~』っていう考えがなかったら、そのあとに続く疑問も出てこないはずじゃない?」


って言われて、そういうことか!とやっと先生の意図がわかりました(笑)


別に壊れたレコードみたいに同じことばかり無駄に言ってるわけじゃなくて、私がわかってないから、繰り返し言ってたんだあせる


そういえば最初のころ、「今は骨折してる状態。骨折れてる人に走れって言わないでしょ」っていうたとえ話を何十回もされて、「また骨折の話か~それしか言わないのかな~」と失礼なことを思っていたけれど、私がきちんと休めるようになったらその話はしなくなったのを思い出しました。


本当に心の底から「普通は~」っていう概念をなくせたら、大多数の人がどんな風か、そんなに気にならないはず。


「普通は3年くらいで治るんじゃないか」

って思ってるから、

「5年半もかかって長すぎる」

と不安になるんだ。


普通とか関係ない。

目の前にあるのは、「私は5年半たってもまだ治っていない」という事実で、受けとめるのはそれ以上でもそれ以下でもない。


「子供を産むのが普通」

「結婚したら、夫はパパになるのが普通」

とか思ってるから、


「本当は子供ほしいのかな?」

とか気になるんだ。


目の前のダンナは「子供はいなくていい」と言っていて、普通どうだとか関係ない。

「私の夫は子供を欲していない」という事実だけを受け止めればいい。



なんか一気にいろいろな『普通は』問題が浮かんできて、ダンナにいっぱいしゃべってました汗


そのせいか、昨夜はなかなか寝付けず、結局4時くらいに眠って、今朝は8時に起きて、洗濯機を回して、10時くらいからベッドに戻り、そのまま午後3時半まで眠っちゃいましたブタ


それから昼ごはん食べて、洗濯干して、スーパーにいって、夕飯作って、掃除して、パソコンしてます。


これからは意識して「普通は~」っていう考えを直してみようと思います!