さっき封印したはずなのですが、もうひとつ過去のトラウマのような節約魂についてかきとめておきます。
しつこくてすいません
中学1年の時、両親が離婚して、それまで専業主婦だったお母さんがパートを始め、
「うちは貧乏になったんだ」
と理解し、ひたすら節約を心がけるようになりました。
最初はおばあちゃんの家に居候していたのですが、その後家賃3万円くらいのぼろい借家(失礼ですが・・・)に親子3人で引越して独立しました。
その時、私は「自分がおばあちゃんと仲良くできないから、引っ越すことになったんだ」と勘違いしていました。
うつ病になって、その話をした時に、そうではなく、お母さん自身がおばあちゃんと暮らすのも限界だと思ったから引っ越しただけで、私は関係ないということを聞いて、力が抜けました。
でも勘違いしてた私は申し訳なく思っていたし、お母さんは身体が弱いと思い込んでいたし、たぶん欲しいものもいっぱい我慢したんだと思います。
中学生や高校生の頃、もっとおしゃれしたかったなぁと思うけど、その時はお買い物に行っても、一番安いものを選んで、交通費がもったいないから友達と遊ぶのも断ったり、友達とファミレスに行っても「食べたいもの」じゃなくて、「一番やすいもの」を注文してました。
かわいい文房具、はやってる服、、、いいなぁと思ったけど、なかなか「買って」とは言えませんでした。
だって、貧乏なのはよーくわかってる。
光熱費もとことん節約してました。
とくに冷房。夏休みは、毎日図書館にいました。
図書館が休みの日は、汗だくで勉強してました。
でも冷房つけたいなんて思わなかった。だってうちにはお金がない。
高校ではバイト禁止だったので、卒業してすぐにバイトを探し、がんがん働きました。
本当はサークルにもはいるつもりだったのに、お金がかかること、稼ぐ時間がなくなることを思ったら、入れませんでした。
でも、自分で稼いだお金でほしいものが買えるようになって、本当にうれしかったので、サークルなんて入らなくても平気でした。
親にお金もらわなくても、自由にものが買える、旅行にも行ける。
それは本当にうれしかったです。
でも、中学、高校と鍛えた節約魂は、消えませんでした。
一番稼いでいた時でも、一番安いものを選ぶクセはぬけませんでした。
それは、私のいいところでもあると思います。だから貯金して、早くに結婚できたし、大学院まで行けました。
高校卒業以来、親にほとんどお金を出してもらわなかったことを誇りに思ってるふしがあります。
今そのプライドが邪魔して、がんじがらめになってるんだと思います。
もっと自由に、自分を解放して、楽に生きれるようになりたいです。