昨日は結局気分があがらず、イルミネーションはやめて、近所のポストまでダンナと夜の散歩しました。


なんだか悲しい気分のまま2時くらいに眠って、今日は13時に起きました。


それから、今日はダンナのおとうさんおかあさんが聞きにいくと行っていた、教会のクリスマスコンサートみたいなのに行ってきました青いツリー


仏教徒ですが、これはキリスト教徒以外の一般の人向けのものだったので、クリスマスの意味などを丁寧にお話してくださいました。


そのおじさん(神父さんではないと思う・・・)が話していたことがとても心に響いたので、書き留めておこうと思います。


「人は、生まれた時、誰しもかがやきを持っています。でも生きていると悲しいことや辛いこともいっぱいあります。」


「それで、だんだん最初のかがやきが薄れてきてしまったり、選択できない自分の出生を受け入れられなくて、『生まれてこなければよかった』『生まなければよかった』という悲しいことになってしまうこともあります。」


「人は生まれた時から、それぞれに物語をもっています。」


「キリストの生まれた夜、羊飼いたちに天使が『あなたがたのために救い主がお生まれになった。』と告げ、羊飼いたちは天使の言った場所へ行き、天使の言うとおり、生まれたばかりの赤ん坊を見つけました。」


「羊飼いというのは、世間から蔑まれた存在でした。そんな彼らに向かって、天使は『あなたがたのために』と言ったのです。」


「赤ん坊を見た彼らは、自分たちの本来持っている輝き、物語、家族、、そんなことを思い出し、心があたたかくなったのではないでしょうか。」


うーん、だいぶうろ覚えですが、こんな感じだったように思います。


生きている間に輝きが薄れてしまい、生まれてこなければよかったなどという悲しい闇の世界に迷い込んでしまうという話に、なんだかはっとしました。


どんな親のもとで、どんな能力、容姿をもって生まれてくるか、すべて自分では選択できないこと。

それを受け入れるのはときに難しいけれど、それも私自身の物語。


たったひとつの家族の物語。


「人に理解されようと思わず、人を理解しようとしてください。」


「人に愛されようと思わず、人を愛しなさい。」


「そうすれば、あなたは人に理解され、愛されるようになるのです」


クリスマスは、キリストの誕生を祝うとともに、自分自身が生まれたことを喜び、感謝し、家族のあたたかさを知る日なのかなと感じました。