さっきお母さんに、事実確認をしたところ、前のふたつの記事に私の記憶違いがあったことや、お母さんの事情などがわかりました。


私「私って、小さい頃なんでそんなに叱られてたんだろう?カウンセリングでそういう話になってさぁ」

母「あんた、言っても全然聞かんかったもん」


私「私ってそんな悪い子だったの?」

母「悪い子っていうか、おじいさんが甘やかして、全然ダメって言わなかったから、なんでも自分の思うとおりにしないと気がすまないようになっちゃったんだわ」


私「お母さんに叱られたのって、だいたい妹をいじめたり、友達とケンカしたりした時だよねー?」

母「妹はいじめとらんかったよ。友達は、うちに遊びにきて片付けてかない子を外まで追いかけてったり、他の子に貸してあげてるおもちゃ(私のもの)をとりあげたりするから、叱ったわね」


私「片付けていかないのはその子が悪いじゃん」

母「そうだけど、あんたの怒り方が尋常じゃなかったもん。すごいヒステリックに怒りよったもん」


私「お母さんだってヒステリーだったじゃん」

母「それは、あんたがあまりに言うこと聞かないから・・・」


母「まぁ、あの頃住んでたところは閉鎖的な田舎で、あんたが何かすると他の子のお母さんに嫌味言われていやだったから、余計イライラして叱ったんだわ」


これは初耳でした。

私の育った環境は、子供のいる家が4軒くらいで、お母さん同士でも付き合いが濃密かつ複雑だったそうです。

「あかりちゃん、こないだ○○ちゃんちで~してたよー」

とか嫌味言われたりして、そういうのが嫌だったから、お母さんもきつく怒っちゃったらしい。


母「そういう近所の付き合いとか、同居のストレスとかあったから、あんたははけ口になっちゃったとこもあったと思うわ。それは悪かったわ」

私「別に私お母さんのこと恨んでるわけじゃないからね。ただ事実確認とどういう事情があったか知りたかっただけだからね」


ちょっとお母さんが弱気になったので、あわてる私あせる


母「あんたは、怒っても、そのあとすぐカラッとして全然ひきずらなかったから、余計犠牲になったかもしれん。妹は怒るといつまでもずーっとぶすっとしとったけど、あんたは、すぐ気持ち切り替えれてえらいなとおもっとったよ」

私「それはお母さんが、カラッとしとるからじゃない?怒ったあとも、普通に接してくれたしさ」

母「そんなことないわ。お母さんは根に持つタイプだよ。あんたが根に持たなかったから普通にできたんだわ」


これはよくお母さんが私の長所だと言います。

なんでも、真正面からぶつかり合って、勝っても負けてもすっきりさわやかキラキラみたいな性格なんですかね。


私は小学2年の時に、その田舎から今住んでいるあたりに引っ越してきたのですが、その新しい家では、そんなに叩いたりしなかったってお母さんは言ってました。


母「引っ越してからは、そんな友達とケンカして先生になんか言われたりすることもなくなったしね。こっちきてから怒鳴られてたのは妹だわ」

母「ピアニカできんかったり・・・」

私「そんなんできんもんはできんのだで仕方ないが」

母「そうだけど、イライラするがね」


そんなわけで、私が怒鳴られたり叩かれたりする頻度は記憶よりもかなり少なくなっていたみたいですあせる


私「父親も叩いたりしてきたよねぇ?」

母「それはあんまりなかったよ」


ええ!!?


私「うそー、頭ばちんと叩いたりしてなかった??」

母「そりゃ、たまにはあったかもしれないけど、お母さん他の人が子供を叩いたら腹が立って怒ると思うから(自分が叩くのはOK)、そんなに手はあげなかったよ」


母「でも、ものすごい剣幕で怒鳴ってたから、頭殴られたって思っても仕方ないわ」


たまに殴るふりはしたけど、基本そんなに手はあげなかったらしいことが判明ガーン

殴られたと思うくらいの衝撃で怒鳴っていたというわけです。


記憶って恐ろしいですねあせる


最後に

「私はお母さんのこと恨んだりしてるわけじゃないし、愛情はちゃんと感じてたからね」

と念を押して電話をきりました。


事実確認は、お母さんの痛いとこをつく作業なので、申し訳ないけど、これもきっとこれからの幸せのためと思って、聞いちゃいました。


私を生んだのが24歳で、実家から遠く離れた家で、育児に無関心な夫と、過干渉な舅姑と暮らし、うるさい近所の人に囲まれて、ストレスだらけだったと思います。


「お母さんのイライラがあんたに伝わって、あんたもヒステリックになってたんだろうね」

って言ってました。


なんか、嫌なこといっぱい思い出させて悪かったなぁ・・・