土曜日、お母さんに電話してから、気持ちが穏やかになり、落ち着いた生活を送れているように思います。
カウンセリングなどで、過去の出来事を話し、その時のお母さんに対する不安感が蘇ってきて、不安定だったのが、現実のお母さんに電話することで、
「今は、もうあの頃とは違うから大丈夫」
と思えて安心できたのかもしれません。
私の過去の不安感、恐怖心とは、両親が離婚する頃のもの。
信じてもらえない不安
私はお母さんの味方なのに、何か不満をもらすと
「あっちの家(父方)のほうがいいんでしょう」
「どうせお母さんがみんな悪いんだわ」
などと、ヒステリックに言われたこと。
そうじゃないって言っても、全然聞いてもらえなかった。
だから、一生懸命父親の悪口を言って、一生懸命「憎しみ」の感情をもった。
いっそ、父親が死んだのならよかったのに・・・と何度も思った。
そうしたら、誰かを憎むなんて感情をもたなくてよかったのにって思った。
私は、外見が、父方の祖母に似ていると言われていたし、自分の中に流れている血の半分も父方のものだし、お母さんが私を見て嫌になったりしないだろうか・・・とも思った。
同時に、父親を憎みながら、自分の半分も憎まなければならない気がして、複雑な気持ちだった。
でも、今ではちゃんと理解している。
お母さんは、自分が夫に裏切られ、将来も不安で、つい私に言ってしまっただけで、本当はちゃんと信じてくれていたということ。
私のことを嫌になったことなんてないんだということ。
だから、大丈夫。
あれは、もう過去の不安。
私はお母さんにとって、信頼できる娘。
お母さんは表現下手だから、ちょっとしか口に出さないけど、「あんたがしっかりしてるから、ついいろいろ言っちゃったんだわ。ごめん」って一度言ってくれた。
これから、カウンセリングでいろいろ過去の話をしていくから、また過去の不安に支配されそうになることもあるかもしれないけど、飲み込まれないように、しっかり現実の安心を確かめながら、進んでいきたいと思います。