お布団と洗濯物を干して、紅茶タイムですニコニコ


回想の続きです。


注意主治医のことは、とても信頼しているし、いい先生だと思っています。ただ、治療の過程で私が不安になったことを書いています。


不信感その3

「いつも同じことしか言わない!」


これは、治療を始めて半年くらいは思ってました汗

この不満がピークだったのは、2008年12月の研究発表会の前。


私の先生はよくうつ病を骨折にたとえるのですが、

「今がんばるのは、骨折してまだ骨がくっついてないのに、運動会に出るようなものだから、がんばっちゃだめです」

という話を、毎回、毎回言われ続け、だんだんイライラしてきていました。


今考えれば、私の考えがずっと変わらなかったから、先生も同じアドバイスしか出せなかったのだと思います。

自分が病気を受け入れて、進もうとしなければ、医者だってどうしようもないんだと思います。


いくら薬をまじめに飲んでいても、ちっとも休むことができていなかった私は、先生の言葉も頭ではわかっていても心から聞くことができていませんでした。


でもその時は自分がうまく休養できていないことに気づかず、全然変わらない現実に不満を抱いて、お母さんに

「先生いつも同じことしか言わないけど大丈夫かなぁむっ他の病院行ったほうがいいかなぁ」

と愚痴って叱られましたブタ


「あんた、発表会出ていいよって言われないからって、先生のこと信じなくてどうするの!?うつ病の患者に頑張りなさいっていう医者がどこにおるの!?」




確かに、そんな医者いない・・・

痛いとこつかれましたブタ


自分が、研究発表会に出るのをあきらめられず、都合のいいことを言ってほしいから、不満に思っていただけだった私。


「あの先生は、悪いうわさも聞かないし、大丈夫だわ」

という母の言葉に支えられて、先生を信じることができました。


先生も、私の焦りがぬけ、休む覚悟ができたときには、もう同じたとえは出してきませんでした。

先生の言うことが変わらなかったのは、私の治療態度が変わらなかったから。


根競べのような診察を半年も続けてしまいました。



うつ病になったばかりの頃って、判断力も鈍っていて、自分では「どうにもならない」と思っていても、案外そうでもないこともあるんだろうと思います。

ただし、自分も変わらなければならない。


自分を変えずに、それまでと同じ生活、価値観に執着したまま、病気だけをやっつけようとしても、私の場合は無理だっただろうと思います。


頑固な私に説得を続けてくれた先生や家族に感謝です。