ブログネタ:冬と言えば?
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今日は、8時半くらいに起きて、朝食をとり、鎮痛剤を飲んで昼まで寝てました。
だいぶ回復してきたので、よかったです
もう冬はすぐそこですが、私はずっと冬のにおいが嫌いでした。
いつかブログにも書いたかもしれませんが、冬の寒い日、室内に洗濯物が干してあって、ストーブが赤くもえている、そんな冬の部屋のにおいが嫌いでした。
その部屋のにおい、感じ、感覚・・・すごく不安定な記憶とつながるからです。
親が別居して、家の中が不安で満ちていて、私もお母さんも、たぶん妹も、孤独でした。
大人を信じて裏切られる、大人に信じてもらえない、信じられるのは自分の力だけ。
だから、高校生、大学生になっても、冬になると、その時のにおいを、雰囲気を、孤独感を思い出して、よく不安定になっていました。
元父親の家を、自分の家だと思っていた場所を出て、何を信じていいのかわからず、信じてもらうために必死だった中学生の冬。
でも、記憶って、塗り替えられていくんです。
恐怖や不安は、脳のほんの一部を変えることで記憶され、その変化が不可逆であっても、また別の体験が脳のほんの一部を変えて、その体験を重ねるごとに、記憶のつながりも塗り替えられる。
冬になっても、ひとりにはならない。
そばにいて、一緒に幸せなクリスマスを過ごす人がいる。
その人が家族になって、お正月には双方の実家で新しい年を祝うことができる。
再受験で苦しい冬も、うつ病で寝込んだ冬も、辛かったけど、ふたりで一緒になんとか乗り越えてきた。
冬になっても、信じられる人がいる。
一緒に生きる人がいる。
だから、もう冬のにおいは怖くない。
今年の冬は、穏やかに過ごせますように。