昨夜はぐっすり眠って、昨日の疲れも回復しました
先日、ダンナのお姉ちゃんの話を聞いて、辛いなぁと思ったことがあるので書きます。
ダンナのお姉ちゃんは、幼稚園の先生で、結婚して子供もふたりいます。
おねえさんの旦那様は、大学の先生で、失礼ながらちょっと変わった人です
(研究者は、変わり者が多いのです。)
おねえさんは、家事も子育ても仕事もしていて本当にすごいなぁと思うんですが、最近とっても大変そうで、話を聞いている私は、
「そんな頑張りすぎたら、うつ病になっちゃうよ~」
と、思ってしまいます。
一時期、職場のストレスで声が出なくなったり、最近は軽いメニエールになってしまったみたいです
仕事が遅くなる日は、おかあさんが子供のお迎えなど手伝いに行くそうなんですが、おねえさんは帰宅後イライラしておかあさんにきつくあたったりして、おかあさんが涙をこぼしながら帰ってくることもあったそうです
(そこで「いいかげんにしやー」と怒らないところが、私のお母さんとは違う性格だなぁと驚きました)
職場の愚痴は、旦那様に話すと、
「じゃあ、仕事やめれば」
と言われてしまうそうなので、おねえさんはきっとなんにも話せないんだと思います。
そして、旦那様は、
「家事も子育ても完璧にこなせるなら、仕事してもよい」
というスタンスの人で、家のことに非協力的らしいんです
旦那様は、大学の先生だから、時間的な融通はきくはずだし、家事もしっかりできるんです。
しかも英会話教室に通ってたり、自分の趣味やスキルアップはしてるんです。
幼稚園の先生としてのおねえさんの夢を、一緒に応援する気はないのねぇ~って感じです
っていうか一緒に人生を歩む気があるのかしらって思っちゃいます
そんなわけで、おねえさんは、家事も手をぬかず、子育ても仕事もして、かなりやつれてしまったらしいです。
家事と子育てと仕事、ひとりで全部完璧にこなすのは、とても難しいと思います。
どこか、手を抜くか、誰かに協力してもらわないと、そのうち限界がやってくるように思います。
実際、私の身近にいた仕事優先の女性研究者は、家事や子育ては親に任せるか夫婦で交代しながらやる、もしくは結婚していない、子供はいないという人が多かったです。
私も全部しっかりやりたいと思って、頑張ってきましたが、結局、うつ病になって、今のところすべてドクターストップです
自分にとって本当に大切にしたいものは何か。
そしてそれは自分にとって現実可能のことなのか。
いったん、プライドや世間の目から離れて、自分の心の声に耳を傾けるために、私は、今すべてを休止しているんだと思っています。
こんなふうに思えるようになるまでには、1年かかりました。
まだ時々「もう私の人生は失敗作だ」と思って、泣いたりすることもありますが・・・
おねえさんは、話を聞いたぶんには、結構限界に近づいてるんじゃないかなぁって心配です。
自分で限界だと気づくか、身近な人間が少しずつ働きかけるか、限界がきて倒れるか。
限界を認めるのはものすごく難しいって思います。
私自身は、
「ダンナが異変に気づく」→「休むことをすすめられる」→「断固、拒否」→「動けなくなる」→「ドクターストップで渋々休む」
という道をたどってきました。
それからは自分の焦りやプライド、過去のトラウマとの闘いでした。
おねえさんも、ちょっと休憩する気になって、旦那様もおねえさんの気持ちをもうちょっと理解しようとする努力をしてくれたらいいのになぁと思う今日このごろです。
私は療養中の身だし、実はちょっとおねえさんが怖いので、なんにもできませんが・・・