うつ病と診断されるまでの記事が、長い間放置されていたので、今日は11月16日の↓の記事の続きを書きます。長くなってしまったので、携帯の方、注意してください。
http://ameblo.jp/utsunoakari/entry-10165730127.html
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初回のカウンセリング(正確には大学の学生相談)を受けて、ちょっと安心した私だったのですが、その次の週、4日間くらい身体が重くて、朝どうしてもベッドからでれないことがありました。
研究室にも行けず、気力も食欲も低下して、胃も痛くて、ずっと布団から出られませんでした。
夕方になると少し元気がでて、夕飯作ったりはできてたような気がします。
今思えば、これは、うつの日内変動ですね
このころは、昼間ずっと寝てるのに、夜も普通に寝てました。
かなりの過眠状態でした。
次のカウンセリングで、先生にこのことを話したら、
「一度、メンタルヘルス(学内にある精神科医による診察)に行ってみてはどうですか?」
と言われました。
私は、4日寝込んだ後、普通に研究室に行って、元気な時(胃腸は悪かった)もあったので、うつ病ではないと思っていて、
「そんなたいしたことでもないです。その後研究室にも行けたし・・・」
と、ちょっとあわてました
でも、カウンセリングの先生は、
「病気ってほどじゃなくても、抑うつ状態であるとか、もしかしてお話してるだけでは不十分なこともあるかもしれないじゃないですか。なんでもないなら、私も安心だし。無料で相談できるんだし、ね」
と笑顔で受診を勧めてくださいました。
一応行ってみるかあと思って、その週に行ってみました。
診察日までの日々も、胃腸の調子はいつもどおり悪く、朝はなかなか起きれず、研究室に行きたくない気分でした。
でも、行ってしまえば意外に元気だったんです。
診察してくれた先生は、淡白な感じのおじさんでした。
私は、
「胃が気持ち悪くて、おなかも下痢と便秘を繰り返していて、先日は4日間寝込んでしまい、カウンセリングの先生の勧めできました。」
と説明しました。
そして、寝込んだ時のこと、家族のこと、過去のこと、いろいろ聞かれ、答えました。
(結構話すのつらかったです。)
「なるほど・・・おなかは、過敏性大腸炎でしょう。でも、抗うつ剤を出すのもおおげさな感じがしますねえ。本当にうつ病になると、もっと声も小さくて、空も晴れてても曇ってるように見えたり、TVもうるさくて見れなくなってしまうんですよ」
と言われました。
確かに、空は晴れて見えるし、ドラマも見てました
やっぱりうつ病なんて大げさだよなあって思いました
「しかし、最近、身体が鉛のように重くなって、布団からでられないというケースもあります。こういうのを非定型うつ病と診断することもありますが・・・あなたの場合、非定型うつ病と類似した状態っていうとこですかね」
とカルテに診断名を記載していました。
「身体が重い時でも、研究室は休まないほうがいいですか?」
と聞いてみると、
「そうですね。朝は行ったほうがいいでしょう。学生というのは、社会人と違って規制がないから、ひきこもりになってしまうと、またいろいろやっかいな問題がでてきますからね。朝はなんとか行って、疲れたなと思ったら早めに帰る、というのがよいでしょう」
とのことでした。
やっぱり、頑張って朝行かなきゃなあ、私が甘いんだなあ、と思って、ちょっとがっかりしました
でも、そこまでは、まあよかったのですが、
「それにしても、あなたの場合、今はわりと安定している状況なのに、どうしてでしょうね・・・まっ、いずれにせよ今日は時間がないし、次回またゆっくり気になる点を聞きましょう。」
と言われ、なんだか少しショックでした。
そして最後に、
「大学院生はね、何かしら悩みはつきものですよ。ここにはいろんな学生がくるんですが、兄弟全員強迫神経症で、教授にいじめられたり、もっと大変な人もいるんですよ。」
と言われ、『あー私はやっぱり頑張り足りないダメ人間なんだー』と思い知らされた気分で、とぼとぼ研究室へと向かいました。
帰宅後、ダンナにその話をしたら、
「その先生はちょっと変な気がする。次の診察、無理に行かなくてもいいんじゃない?」
と言われました。
でも予約しちゃったし、行ったほうがいい気がして、ぎりぎりまで悩んだのですが、結局また寝込む日が続いたりして、キャンセルしました。
と、こんな感じで、私はうつ病ではないのだと思って5~8月、寝込みながらも頑張ったのでした
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長々と回想してみました。読んでくださってありがとうございました。