またまた昔の話です
前回の記事のような大混乱の日があり、私たち三人は母方の実家に住まわせてもらうことになりました。
お母さんは、結婚前は銀行員でしたが、結婚してからは専業主婦でパートもしてませんでした。
でも、私たちを育てるために、パートを始めました。
最初は、週に何回かの短時間のパートでした。
でも、おばあちゃんは、お母さんのことをとても心配してました。
ある日、お母さんがいない時に、おばあちゃんが、
「お母さんはまだ若いんだし、再婚するかもしれないから、あんたたちは邪魔しちゃいかんよ」
と言いました
妹も一緒に聞いたと思ってたんですけど、最近お母さんが聞いたら「そんなこと知らない」っていってたそうなので、私にだけ言ったのかもしれません。
確かにお母さんには離婚が成立したら再婚する権利があります。
でも、中学1年の私は、「おばあちゃんは私と妹のことなんてどうでもいいんだ・・・邪魔なんだ」と思いました。
そして、私はまったく覚えてないんですけど、最近お母さんと話してたら、その頃私が、
「お母さん、離婚はしてもいいけど、再婚はしないでね」
って言ったそうです
お母さんはもともと、もう結婚なんてしたくないって思ってたらしいんですけど、その私の言葉を肝に銘じてきたそうです。
そして、おばあちゃんがそんなことを言ったなんて、お母さんは今までまったく知らなかったそうです。
「子供になんてこと言うの」って怒ってました。
私は嫁にいってしまったけど、再婚しないで、ひとりで頑張ってきたお母さんを、老後、絶対ひとりにさせないようにしよう!って改めて思いました