ヤフオクで活字（メタルスタンプ）の出品をしております。
落札された方に
活字を使った作品を出品・販売するに当たっての
販売テクニックをご指導させて頂くこともございます。
主にネット販売でのアドバイスがメインとなりますが
本日はその中から
一つのアイデアをご紹介させて頂きます。
実店舗販売・委託販売やフリマなど、
実物を確認してから購入される場合と異なり
ミンネ・クリマ・ヤフオクなどネット販売全般の場合は
実際に作品を確認することは出来ません。
触れもしない画像のみの情報で
お客様に購入を決定させる・・・
実はすごいことなのです、ネット販売は。
ネット販売上の肝となるのが
画像と言葉です。
画像に関しましては
今やスマホの時代。
一眼レフなど無くても
誰でも綺麗に撮影が出来ます。
重要なのは
実店舗販売での、
実際に目で見て手で触れる感覚を補う
言葉です。
すなわち、
タイトルと商品説明文です。
この出来如何がネット上では
売れる売れないを大きく左右します。
連日しつこく登場しますが
桜の柄をあしらったミニ革タグを例にしてみます。
まず、一般的なタイトルですと
桜模様のミニ革タグ
なんて感じになるかと思います。
ここで思い出して下さい。
実店舗販売での
実際に手に取って目視で確認出来る感覚
そのイメージを言葉に置き換える、
というテーマを・・・
例えば
お花見に行きたくても行けなかった人に・・・
小さな革タグを見てひとりだけのプチお花見
昔家族で夜桜を見に行った子供時代の思い出・・・
手のひらの中に広がる過ぎし日の光景
卒業式に桜の木の下で撮った記念写真
桜を見ると思い出す友人たちに恩師・・・
そんな思い出や希望など、
さくらに関するいろいろな想いを
小さな革タグに閉じ込める。
『手のひらの桜模様』
『一握の桜暦』
手のひら・一握という間接的な表現に
ミニ・小さいというサイズ感を置き換えるだけでなく、
手のひらの中にさくらの花を、
そして思い出や夢を包み込むイメージが
想像・連想・妄想されます。
そして説明文には、前述の
お花見に・・・
昔家族で夜桜を・・・
などなどのイメージを添えて頂ければ
そのテーマやストーリー性が
実際に手で触れて目で見た感覚を補完してくれます。
まあ、あくまでこれは
夢やイメージを形にした商品に使える手法ですので
頭の片隅にでも
仕舞っておいてくれましたら幸いです。
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