レザークラフトの刻印使用で
活字(メタルスタンプ)をヌメ革などに押す場合、
 お安強力な加圧力を誇る木工万力
 
据え付ける場所が必要であると共に、
使う前にご準備頂いた方が良いものがございます。
 
上下の当て板です。
 
当て板とは、
活字と革をプレスする場合に
革と活字の上下に当てがう保護板を指します。
 
もちろん、活字と革を
そのまま(木工)万力に挟む事も可能です。
 
但し
 
万力に最初から取り付けられている上下の板が
凹んでしまう可能性があります。
 
文字だけでは分かり難いので
自分の万力で説明すると
 
イメージ 1
 
こちらは
自分なりに少し加工してありますが、
固い板があれば十分です。
 
イメージ 2
 
基本自分は
革と活字を乗せた敷板を万力に乗せ、
上板を取り付けて締めています。
 
これで
木工万力自体の挟み板も活字も保護出来ます。
 
この上下当て板に関しましても
お金をかけずに入手出来ます。
 
というか
100円ショップのダイソーで
常時置いてあるものを使えます。
 
まずは
MDF板
です
イメージ 3
 
カットしたものしか手持ちが無かったものですみません。
 
MDF板とは
木材を繊維状にほぐし、接着剤などを配合して
ボードに成型した「繊維板」の一種です。
 
繊維をぎゅっと圧縮して成型されていますので、
強度があり、かつ加工し易いのが特徴です。
 
ダイソーには細かく裁断され
数枚がセットになったMDFも100円で売っていますが
 
万力にセットするには大きいサイズであったとしても
糸ノコなどで簡単にカット出来ます。
 
万力の上部の板に両面テープでカットしたMDF板を貼り、
活字と革を乗せたMDF板を乗せて締め上げれば
十分保護になります。
 
更に一手間という場合には
カッティングマット
が使えます。
 
イメージ 4
 
(こちらはカットしたものです。)
 
こちらも100円で
どこの100円ショップでも売っています。
 
MDF板のサイズに合わせカットしたら
木工ボンドでMDF板に貼り付ければ
 
200円で上下当て板の完成です。
 
ちなみに
自分はもう5年以上
一度も交換無しに同じ当て板を使い続けています。
 
木工万力には、
イメージ 5
 
こうした板が付いていないタイプもございますが、
 
こうしたタイプの場合は、
直接活字と革を挟むと
柔らかい金属である活字の底が潰れてしまう可能性があります。
 
従いまして、
板付き木工万力の場合は
万力に貼ってある板の保護のため
 
また
板無し木工万力の場合は
活字の保護のために
 
当て板をご用意頂くことをお勧め致します。

 

龍

 

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