【活字緊縛症】
一般の方でも分かり易い言い方に言い直すとすると
金縛り
です。
この場合、
活字を前にして
全く動けなくなる症状を指します。
一番動けなくなったものは
これですね。
シンプルなのに美しい
これなんかは殺人的な美しさです。
宝石と見まがうまでの美しさに
魂が幽体離脱します。
動けなくなるのは当然のことでしょう。
思考能力が全停止し
当然、時間の感覚もなくなります。
小さな活字の前に鎮座し
1時間ほど固まってしまうのもまれではありません。
頭の中が真っ白になったその状態は
ホセメンドーサとの死闘を終えた
矢吹丈のごとく
ただ
無
あるのみ。
悟りを開く意味をも考えてしまいます。
良い子の皆様は
こんな風にならないように
ご注意下さい。
活字の前で
身体が凝固したら黄色サインです。
現世へ早く還ってきてください。