最大級の希死念慮が訪れた。
あと一歩で念慮じゃなく、死に向かい合える。
家で死ぬ場所を考える。
家族の迷惑にならない場所は何処だろう。
一番大丈夫そうなのはベランダかな。
死ぬ方法はとっくの前から決めている。
決めていたから、いつでも死ねると安心してきた。
今日がその日かもしれない。
最期に何か書いた方が良いのだろうか?
ここではきっと家族は分からないだろう。
それ以上にここを読んでくれる方は僅かだろう。
もしかしたらいないかもしれない。
所詮、人は1人で生まれて独りで死ぬ。
死ぬ前に誰かと話そうか?
話したところで、死亡時間が変わるだけだ。
ひっそり死にたい。
可能なら心筋梗塞とか脳溢血とかが理想なのだが、この身体は案外丈夫なので、難しい。
死ぬと決めても、ダラダラとここで未練たらしい。
潔く死のう。