上郷深田遺跡
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発掘報告書

概報表紙


調査後の報告が概報という形で出されています。

内容は以下の場所にPDFで置いてあります。 

 http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/tamacho2001/lst?&.dir=/2c2f&.src=bc&.view=l

この報告の1.はじめに の終わりに、「発掘は、


昭和61年9月1日より開始され、62年6月にか


けての9ヶ月間にわたって行われたが、その結果、


当初の予測に反し、きわめて規模の大きい古代の


製鉄遺跡であることが判明し、その充実した内容


から、一部を未調査のまま埋め戻して保存すると


いう関係者間の合意を得て、調査を終了した。」



とあります。未調査の部分があると言うことは、

開発による破壊が行われる場合に再調査しなけ

ればならないということになると思います。


さらに、全面発掘と言うことになれば、この上郷深

田遺跡が重要な遺跡であることが世間に周知されるこ

とになるでしょう。




発掘時の写真

昭和62年5月24日に行われた遺跡見学会の写真を金沢区在住の郷土史家の方よりコピーさせていただいたものです。


発掘現場全景 下段トレンチ調査 出土遺物(一部)







発掘現場全景です。











全面調査ができなかったので下のほうは試掘のみだったそうです。










左が年代が特定できる土器。右下は鞴の羽口。右は製鉄炉の炉壁。