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昨日から今日にかけて観たDVD:Land Of Plenty.


僕の大好きな映画監督の一人である、Wim Wenders の9・11に対するレスポンスである。


振り返ってみるとこの作品に限らず、僕は様々な人生上の理由によって、9・11以降あまり映画を見てこなかった。それまでほぼ毎日欠かさずに映画を見てきた自分としては、とても異常な時期だといっていいだろう。


いずれにせよ、9・11は、僕にとっては人生の画期をなす重大な事件だった。アメリカに対する幻想は、僕の場合、1990年あたりからいくつかのステージを経て完全に崩れ去っていたのだが、9・11はアメリカへの訣別を決定的にしたひとつの契機だったのだ。


この映画も、僕に様々な強い感情を引き起こした。詳しくはここには書かないけど、大雑把に言えば。。。


病んだ国アメリカを象徴するPaulという主人公。


登場人物の吐く数々のインパクトのあるセリフ。


そして僕のex-girlfriendのユダヤ系の女の子を想いださせるLana(彼女はアメリカ人の良心の象徴でもある)


それらが相俟って、僕を画面に惹きつける。


そして。。。久しぶりにWendersを観直してみる気になった。。。

この半年間の僕は、明らかに自分を見失っていた。。。


まったく違う自分を演じてしまっていた。。。


かつてダンテの「自らの道を歩め!他のものには言わせておけ!」を自らの生き方として選択し、誇り高く孤高の人生を生き抜いてきた自分はどこへ行ったというのか???


知的アヴァンギャルドを標榜し、NietzscheやChomskyに心酔し、「正しいことを行いかつ支持し,誤りを見つければ腹蔵なく批判し」てきた自分は?


高い理想を保ち、崩壊しつつある周りの社会に侵食されないよう極力努力を怠らなかった自分は??


真実に向き合う勇気を身上とし、そのため多くの鬱屈した状態を潜り抜ける宿命を自らに任じてきた自分はどこに???


以前記した「復活への第一歩」は偽りのものだった。。。


今日から本当の復活への旅が始まる。。。


By IloveMayJ.