次の日夜、彼女に電話をした。
口説いた。
10分も20分も、好きなことを言い続けた。
彼女は何も答えてくれない。困っているのだ。
泣いている感じだった。
「私には何もしてあげれない…」
の一点張りだった。
なら、会って遊んでくれるだけでいい。友達として。
チャンスが欲しい。そう言った。
それも断られた。
今こんな気持ちで会っても楽しくないから、だそうだ。
一時間近く話していたが、何も変わらなかった。
次の日も、また次の日も、電話をかけた。
だが彼女は二度と電話に出てくれなくなった。
メールの返事も帰ってこなくなった。
絶望的だった。
会社でのシフト次第では何週間も会えない以上、電話とメールを防がれたらどうしようもない。
押しようがないのだ。
八方塞がりだった。