1月15日 | 澄み渡った空

澄み渡った空

ときどき更新。

明日はかるちょが亡くなって一年になります。

毎日泣いて仕事中でも涙が出てきて、かるちょが居なくなった家に帰るのが辛くて泣いて、、、このままでは精神がおかしくなると思った。ばろんが来てくれてそれは軽減した。


扁平上皮癌になり、手術出来ないと言われ、知識からも経験からも「治ることは無い」と分かっていたけど、少しでも一緒にいたくて、そして、「奇跡」を信じて「胃瘻」を選択した。

腐った舌が取れた時も、分かっていたけど、これで悪い所が取れて良くなったのでは、と考えてた。

医療従事者として100も承知だったけど、犬と人間は違うと自分に言い聞かせて。


段々と、体力も無くなり、寝てることが多くなり、見た目も変わっていき、かるちょはしんどそうだったけど、私はいきてくれているだけでいいと思ってた。


かるちょがどんなにしんどくても。


寿命を全うした別れとは違い、寿命を操作し、結果苦しませてしまった別れ。


悔やんでも悔やんでもどうすることも出来ない。


あの時に戻れるなら「胃瘻」は選択しない。


ばろんを病院に連れていった時、獣医師には胃瘻を選択したのはものすごい勇気もあったし、間違いではなかったと言って貰えた。あの時のかるちょはまだ「生きたい力」がみなぎっていたから。

そりゃそう言うわ。

治療できない癌に延命措置をとると癌が進行していき、かるちょは辛い思いをいっぱいしないといけなかったんですよ、なんて、言うわけがないよ。

今でも考えるとしんどくなる。


天国で元気に走り回って、ご飯いっぱいたべてるかなぁ。