二日しかありませんでしたが、初日と千秋楽、無事に満員御礼の中、叩くことが出来ました。
心配していた二日目も最後の最後に一杯になり、嬉しかったです。
皆様、ありがとうございました!
しかし何と言いましても、今回の四人は楽しかった~。
毎回メンバーの組み合わせが違いまして、これまでも新鮮に楽しくやって来ましたが、今回のゲスト、加藤拓哉さんと関根まことさん、この二人が加わった四人編成はまた違った楽しみがあったと思います。
若い二人ですが、太鼓は二人とも幼少の頃よりの叩き上げで、太鼓芸歴は長く、腕はあります。
これまでも何度が一緒に叩いたことはありましたが、このようにがっぷり四つに組んだことは今回が初めてで、たぶん面白い舞台になるだろうとの確信はありましたがしかし、面白さは予想以上でした。
嬉しい想定外。
楽しい二日間を過ごしました。
昨日は結局二時間も演(や)ってしまいましたが、皆様いかがでしたでしょうか?
客席から観てどう見えたかは判りませんが、私は良い意味で気楽でした。
若い人たちと遊んでいて、また遊んでもらっていて、叩いたという、そういう舞台。
かなり理想に近いです。
加藤さん、関根さん、二人ともに普段からとても面白いのですが、舞台に上がってもそのまま、いやそれ以上に楽しさ倍増。。。これは簡単そうに見えて、実はなかなか出来ないことなんです。
それが出来る二人だったので、私もずいぶんと遊ばせてもらいました。だから楽しかったのです。
素晴らしいゲストの皆さんに助けられて、一番太鼓芸歴の短い窪田美香さんも、着実に一回一回力を付け、また自分の中にある力に目覚めてきていると思います。
この四人で開館20周年記念企画第一弾を叩き終えられたことは、ほんとうに嬉しいです。
この20周年企画は、まだまだ10月、12月と続きますが、いい幕開けが出来ました。
ご来場の皆々様、ほんとうにありがとうございました。
そして太鼓アイランドメンバー、ならびにたくさんのお手伝いの皆様、皆様のご協力を頂きましてこの企画を続けることが出来ます。
ほんとうに、ありがとうございます。
思い返せば12年前、当時渋谷ジァンジァンで定期的に行っていた『富田和明参上~太鼓物語』
に来て下さった黒崎八重子さん(門仲天井ホール・支配人)が、終演後に
「富田さん、うちの小屋でもなんかやってくんない?」
と声を掛けてくれたことが始まりでした。
渋谷ジァンジァンは閉館となりましたが、門仲天井ホールは残ってくれて、今思えばほんとうに助かりました。ここから
佐藤健作さんとの、和太鼓体感音頭シリーズ
熊谷修宏さんとの、和太鼓★新紀撃シリーズ
齊藤栄一さんとの、和太鼓トーク齊富
などなどが、生まれたんです。
私の太鼓活動と切っても切れない、なくてはならない大切な小屋となっております。
黒崎さん、あの時声を掛けて頂きまして、ほんとうにありがとうございました。
そして開館20周年、ほんとうにおめでとうございます!
今回の夏打2009で関根まことさんに頂いた電報はこちら
で紹介しております。興味のある方だけ、お読み下さい。
※千秋楽の片付けが終わって、出演者スタッフお手伝いの皆さんと
夏秋冬三公演セットチケット購入の皆さんの中から二名の方にTシャツプレゼントする企画ですが、7月19日の公演後、舞台上で抽選を行い、東京都のKさんと群馬県のTさんが当選されました。おめでとうございます。