初めての一年三本立て興行となった門仲天井ホール開館20周年企画の一本目『夏打、海打、太鼓打!2009』ライブの稽古が、静かに超スローですが進行しております。
今月の二回目の稽古が昨日でした。
四月に初稽古があり、まだ数回目ですが、徐々に全体像が見えてきました。
出演者が決まったところで半分は出来た(と錯覚する)ようなものなのですが、そこから顔を合わせて息を感じながら実際に作っていきます。
今回の共演者、関根まことさんと加藤拓哉さんとは、一緒に舞台を作るのが初めてなので新鮮にやっております。
すでにある曲を一緒に叩く共演は、30周年公演などすでに経験していますが、90分なりのまるまる一本分舞台を一緒に演(や)るのが初めてです。
年齢差がふた回りある世代と一緒にやるようになって来ましたので、刺激を頂いています。
元々二人とも手がはやく(注:太鼓のことです)、リズム感も素晴らしいので、後は体全体を使っての表現がどこまで出来るのか、また上手いがうえにそこに胡坐をかいていないか?というような事ではないかと思います。が、私が想像していたよりも二人ともとても素直です。
それに存在が面白いです。
稽古場でも、二人を見ているだけで飽きません。
初めての対局ではありますが、手ごたえを感じているところです。
もう一人の共演者・窪田美香さんとは、ここ何年か一番お付き合いさせてもらっている一人ですが、毎回少しずつ隠し味を披露してきています。
今回も彼女の最大の魅力である声を生かしたものを作りたいと思っています。
二日間しかない舞台。
7月19日、20日、お待ちしております!
お申し込みは、お早めに!