翌日の6月3日
午前中に退院し
葬儀はないので
その足でそのまま火葬場に向かいました。
朝から大雨で
海が泣いてるように感じて
この日が雨だったことは忘れられません。
火葬場について待機していると
ひときわ小さな棺が視界に入りました。
海です。
その瞬間
本当に海はわたしのお腹からでていったんだ
本当に海とお別れなんだ
海の命を消してしまった
という実感が次々に襲ってきました。
そして、最後のお別れの時間
このときが最初で最後の対面でした。
海の姿は小さな赤ちゃんだけど
想像よりも大きく
想像よりも1人の人間で
自分のしたことがとてもおそろしいことだったと
痛感しました。
夫がさわってあげようと言いました。
お互いよしよしをしました。
海はやわらかかった。
今思えば抱っこしてあげればよかったと思うのですが
このときは
触れることさえ許してもらえないように感じ、
よしよしも躊躇いがありました。
手紙と絵本とぬいぐるみを
海と一緒にいれました。
海、ごめんね。
お母さんがそっちにいったときは
いっぱい一緒の時間を過ごそうね。
いっぱい抱きしめるね。
おいしいおやつを一緒に食べて
たくさん遊ぼう。
海は1時間ほどで
小さな骨壺でも
大きすぎるほどになってしまいました。