火葬した海を連れて家に帰りました。
小さな骨壺なのに
それをいっぱいにすることもできないくらい
小さい海でした。
重さはほぼ骨壺の重さ。
海に似合うだろうと思って
海色の花瓶に
ひまわりを飾りました。
仕事は6週間休まなければならなかったので
毎日
海のことを考えて、
泣いて、
海のこと考えて…
そんな日を過ごしました。
いちばんいやだったのは
自分のへこんだお腹を見ることでした。
元々太ってたから
海が大きくなったのか、それとも太ったのか、
よくわからなかったお腹の膨らみも
海だったんだと実感しました。
胎動も感じなかったので
初めて海がわたしのお腹にいたんだと実感しました。
