第3章 いざ帝国へ



王子はシンドバッドの故郷マハムードへと来ていた。
姫を送り届ける予定だった国でもある。



父親の死を母に伝えるシンドバッド。



仇を取ることを母に誓った。



姫がさらわれたことをマハムード王に報告する王子。



王妃も動揺していたが、姫救出を王子に託すのだった。



マハムードの宮廷魔術師のカラ・ハンによると、姫は帝国の都「ギラン」に捕らわれている可能性が高いらしい。



魔神の移動呪文ならばギランに行くことも可能だという。



王子はさっそく魔神の呪文でギランへと飛んだ。



しかし門番に止められてしまう。
どうにか許可証を手に入れなければ。



そんな時、マハムードに帝国からの脱走兵がいることを知る。
その脱走兵から通行証を手に入れることに成功した。



再びギランへ。
親衛隊のアル・カーリアに報告する要件があると偽り、帝国内への侵入を果たす。



帝国宮殿の中は迷路のように入り組んでいる。
何度も迷いながらも姫を見つけることができた。



王子が牢の扉を開けようとした時、アルがどこからともなく現れた。



すると王子の足元が急に開き、王子たちは階下へと落とされてしまう。
これは罠だったのだ。



場所は変わり皇帝の間。
魔王は暗殺者を差し向け、王子の持っている指輪を奪うように命じるのだった。



そして皇帝はある男に指輪奪取を命じた。



王子が落とされたのは地下牢だった。
何とか脱出できないかと思案を巡らせる王子に話しかける者がいた。
その男はシートと名乗った。



シンドバッドはその男のことを知っていた。
有名な盗賊らしい。



そこへ誰かが現れた。



それはシャダム王国を裏切ったカダフィ将軍だった。



カダフィはシャダムでの借りを返すと言い、襲い掛かって来た。



カダフィは恐ろしい魔剣を持っている。
王子は魔神に命じ、呪文でその魔剣を封した。



魔剣を封じられたカダフィに勝ち目はない。
王子はついにカダフィを倒すことに成功した。



その強さを見たシートは王子たちに同行したいと申し出た。
王子はそれを了承するのだった。



王子はカダフィの遺体を探り、牢の鍵を入手する。



脱出した王子は姫の捕らわれている牢へとやって来た。
助け出された姫は、皇帝の狙いは指輪だと王子に告げる。
そして王子は指輪が3つあることを知った。



姫を連れた王子は宮殿の外へと脱出する。



そこへアルが現れた。
アルは兵士を呼び出し、王子たちに差し向ける。



しかし王子たちはたやすく兵士たちを倒してしまう。



それを見たアルは一目散に逃げだすのだった。



深追いは危険と、王子たちは魔神に命じマハムードへと戻っていった。



再び皇帝の間。
指輪奪取の失敗を魔王に報告する皇帝だったが、魔王はヤツラにはまだ使い道があると言った。



王子たちに指輪を探させればよいと言うのだ。
そして指輪を見つけたところで奪うとも言う。



王子たちの身に、再び危機が迫る。




第4章 聖地ニネヴェ


魔王の企みを知らぬ王子は、最後の指輪のありかを探っていた。
宮廷魔術師のカラ・ハンは、指輪は賢者の墓に隠されているはずだと言った。



そこは盗賊アリババのアジトの近くらしい。



カラ・ハンによると、賢者の墓の事はウルクの村にいる従弟のタラ・ハンが知っているという。



ウルクの村へと旅立つことを姫に報告する王子。
その王子に姫は「天使の涙」というペンダントを手渡すのだった。



そのペンダントは死んだ者の魂を鎮める力があるという。
王子はそれを受け取ると、無事に帰ってくることを姫に誓った。



さしたる障害もなくウルクの村にたどり着くことができたが、そこには誰もいない。



いたのは盗賊だけ。
盗賊たちも村人の行方を捜していたらしい。



村人たちを見つけることができなかった盗賊は、王子たちに襲い掛かって来た。



それを一蹴する王子たち。
盗賊たちは逃げ出してしまった。



そこへどこからともなく、ウルクの村長が現れた。



村人たちは盗賊から身を隠すため、地下に避難しているという。



地下にタラ・ハンはいた。
タラ・ハンは賢者の墓の場所を知っていた。



しかし墓に入るためのハンマーを盗賊に奪われてしまったというのだ。



盗賊のアジトへとやって来た王子たちは、こっそりと中へ侵入した。
侵入はできたものの、すぐに見つかってしまう。
王子たちは盗賊の仲間だと偽り、その場をやり過ごした。



そして無事にハンマーを手に入れることに成功した。



ハンマーを使い賢者の墓に入ることができたが、そこは溶岩があふれる迷宮だった。



しかも指輪の守護者が王子たちを襲う。



守護者たちを倒した王子は、ついに最後の指輪「言葉の指輪」を手に入れた。



その時、王子の心に直接に語り掛ける声があった。
それはかつて魔王を封じたジャムシードの遺したものだ。
ジャムジードは、魔王の狙いは指輪を闇の炎で焼いて灰にして復活することだという。



しかし灰になろうとも指輪の力は不滅だと言うと、その声は消えていった。



墓から抜け出した王子たちのもとに、マハムードに残してきた姫が現れた。



姫は帝国がマハムードを襲ったのだと言うと、国を救うため魔法のランプを貸してほしいと王子に言った。



ランプを受け取ると姫は一歩二歩と後ずさっていく。
そして言った。
「ランプは貰ったぞ」と。



それは親衛隊のアルが化けた姿だったのだ。
アルは正体を現すとランプもろとも姿を消すのだった。



対策を練るためウルクの村へと戻る王子一行。
そこへレジスタンスの隊長が現れた。
ついにシャダムを取り戻す作戦の準備が整ったという。



迎えに来た船に乗り込み、王子は奪われた故郷、シャダムを目指した。



シャダムに到着した王子たちは、レジスタンスが敵の気を引いているうちに王宮へと乗り込んだ。
王の間までたどり着いた時、シャダム王と共にアルが姿を現した。



アルは、王を返してほしければ指輪を渡せと言ってきた。



悩む王子の手から指輪を奪い取るアル。



約束通り王を返すといったアルだったが、その王はシャダム占領軍の司令官として皇帝が蘇らせた死人だった。



王は奪われたランプの魔神と共に王子に襲い掛かって来た。



戦うことをためらった王子だったが、悲しみを乗り越え王と戦った。
そして王を倒し、ランプを取り戻すことに成功する。



しかし倒れたはずの王が蘇った。



何度倒しても蘇る王。



その時、姫に貰ったペンダントが輝きだす。
そう、このペンダントには死者を鎮める力があるのだ。
ペンダントを掲げる王子。



正気を取り戻した王は、今度こそ安らかな眠りにつくのだった。



その頃、帝国では魔王が喜びに打ち震えていた。
やっと力が蘇る時が来たと。



そして皇帝は世界の王になるのだと言った。
それを魔王から約束されていたのだ。



ついに揃ってしまった3つの指輪。
魔王復活の時は迫る。


【第3夜】に続く

 

 

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