さよなら告げた君が泣いていた

なんでか僕はただ頷いて

去っていく君をただ見つめていた


あれからたくさんの時が流れた

でもまだ思いだして

胸が痛くなるのはねぇ、

どうしてなんだろう?


早く忘れてしまえばいい

君のこと全部

なのに涙が出ないのは

どうしてだろう


いつも辛いことばかりを

思い出してしまうけれど

嬉しいこと楽しいこともあって

愛しくて仕方ない時もあって

それは多分涙と一緒に

忘れちゃいけないことだから


そういえばね、僕にもまた

新しい大切な人ができたんだ

君のことも噂で耳にしたよ


大丈夫だよね?

またいつか笑って話せる

形は違えど想いは違えど

あの頃がそう笑い話になる


ひとつも忘れる必要なんかない

君のこと全部

思い切り泣いてしまえばいい

忘れるためじゃなく


きっと人が涙流すのは

また思い出すため

冷めるほど暖かった想いも

心地よかったあなたの匂いも

上書きされてく他愛ないメールも全部




全部。




この歌が君に届くように

これ見よがしに歌うよ

今僕らがもつそれぞれの日常を

だけど過去がくれるこの光を

分かち合えたらいいなぁ

なんて思うの。どうだろう?


いつも辛いことばかりを

思い出してしまっていたけれど

嬉しいこと楽しいこともあった

愛しくて仕方ないときもあった

それは多分涙と一緒に

失くしてしまえることじゃない


覚えているから

忘れないから



























辛い時って忘れることに無意識に意識が行くけど

一緒にいて良かったことも絶対にあって。


泣いたらきっと心は楽になって

でもそれは全部忘れる準備を進めてるような気もしちゃってて

すごく嫌で嫌で。


でも泣いてる時って

泣きながら忘れてるわけじゃなくて

思い出しながら泣いてるんだよなぁって


泣くのは思い出すことなんだなって

そして、思い出して愛しくなったり嬉しくなったりできるように

変わっていくことなんだなって。





しかしながら。



僕の記憶もいつかそんな風に

変わっていってしまうんでしょうか。


それもそれで、と思ってしまうんですがね。




どうでもいい情報ですが

日付を見たら今年初めて書いたやつでした。笑