こんにちは。
訪れて下さってありがとうございます!
息子ご乱心(↓)のその後、
塾長先生と少し電話でお話しさせていただき、
算数の理解が追いついていないこと、
塾長先生に質問できる時間帯を教えていただき、
「わからない」を解決できるよう、
現実問題の解決にも一歩踏み出してみました。
いいねで応援して下さった方々、
温かいコメントやメッセージを下さった方々、
本当に本当に、どうもありがとうございました!
あれから、
息子が最近
「去年の今頃は、キャンプに行ってたよね」
「ハロウィンの準備してたなぁ」
「去年は子ども会の運動会で筋肉痛だったー」
と、ときどき去年のことを思い出しては
懐かしむようなことを言ったりします。
何も考えずに遊んでいられた頃への憧憬でしょうか、
「あーー4年のときは良かったなぁ。。」
「去年は楽しかったなぁーー。。」
とつぶやいたりします。。
聞きながら、
ちくっと痛む胸。
ちょっと逃げ出したいくらいの今年なんだよね。
息子のしんどい気持ちが見え隠れします。
少し前までは、
「本当に辞めたいと思ったら、辞めてもいいんだよー」
と言うこともありましたが、
今は軽々しくそんなことを言えなくなってしまいました。
これまでの息子の努力まで、
軽んじてしまうような気もしてしまって。
「そうだねぇ。
また行こうね。
受験が終わったらいっぱい行こう!」
そうつとめて明るく笑いかけると、
「・・・その時、楽しめる気分だったらね。。」
と息子。
おいおいちょっとネガティブモードが重症じゃないかい。
という言葉は飲み込んで、
「楽しめるって!」
と笑い飛ばしてみるものの、
息子が、心の中に
明るい未来を描けなくなっている。。
頑張る先に、笑顔の自分が見えなかったら、
その努力を絞り出すのは
きっとほんとにしんどい。
その先に光があると信じるから
頑張れることも乗り越えられることもあるのに、
頑張った先に光を見出だせない心のままで
頑張る力を奮い立たせようとするのは、
きっと心がしんどい。。
もう一度、
未来に光を描けないかなぁ。
息子の心に、
志望校に合格している自分を描けないかなぁ。
楽しい未来を想像できないかなぁ。
自分の仕事柄、
未来のなりたい自分や目標がリアルに描けていることは
潜在意識の「叶える力」を発揮させる
大きな推進力になることはわかっています。
さらに、それを「自分もやればできる」と思えていると
その信じる力は夢実現へ進む起爆剤になるということも
痛いほどよくわかっています。
(認知心理やコーチング用語で言うエフィカシーですね。。)
そう考えてはみるものの、
今は、完全に自信を失っている様子。
成績と日々の教室での焦燥感に
現実を突きつけられている様子。
ご乱心のあと
落ち着いた時に話を聴いていたら、
算数がきっかけではありましたが、
上位クラスの中の他のお友達と
自分を比べてしまい、
自分への苛立ちと同時に落ち込んでいました。
理想の自分と現実のギャップに
自信喪失している模様。
わからなかったところをあとで一緒に復習したり
質問に行ったりして解決できても、
その時にはもう1歩も2歩も出遅れている。。
算数がやっと分かった頃には
他の教科に割ける時間が少なくなってきていて、
他の教科にも影響が出始めていることへの不安もある模様。。
算数がきっかけで、自分の時間の使い方や
要領の悪さに気付いてしまった息子は、
「なんでこうなんだろ。オレこんななんだろ。」
と、落ち込んでいました。
現実問題として可能な取り組みを一緒に考え
あれこれ提示しつつも、
精神面では
人はみんな違ってみんないい(by金子みすずさん)。
それぞれの個性があって、
一側面じゃ測れない。
自分で短所に見えてしまうことが
実はすごい長所であることもある。
その日もいろいろな言葉を掛けましたが、
たくさんのことが降り積もっていた息子の心には
いまひとつ響かなかったようで。
「ママはオレが自分の子供だからでしょ。
”あばたもえくぼ”なんでしょ。」
…なんでこんなときだけ
微妙にことわざの使い方合ってるんだ。。^^;
ちょっとネガティブモードが重症の息子です。
周期的にやってくる息子のネガティブモードですが、
今回はちょっと根本の深さが違います。
「算数がさ、もう、
大っっっっっきらい!!!になったんだ。
3年までは、一番大好きな教科だったのになーー。」
またも過去を懐かしむ息子でしたが、
そこでふと、思い出しました。
3年生が終わるまで、息子は
通信教育のZ会にお世話になっていました。
Z会のワークテキストを軸に、
わからなかった問題は私が教えながら、
間違えた所は似た問題をいくつか私が作って反復練習し、
Z会の算数を確実におさえることを考えながら進んでいました。
Z会の解き方解説冊子は、
問題集よりも分厚いことが多く
問題集の方にもきれいなイラスト付きで
ヒントや解き方の例題が書いてありました。
息子にとって、初めて見る解き方の問題も、
カラフルで図付きのとても丁寧でわかりやすい解説を読めば
自分で「なるほどねーー」と
理解しながら進めていて、
知らなかったことを知る喜び、
できなかったことができる喜び、
「勉強」の楽しい側面を息子に教えてくれたZ会でした。
息子にとってはピッタリ合っていたZ会の教材。
算数が大好き!と言っていたのもこの頃でした。
チラッとZ会が頭をよぎります。
…いやいや、今は塾の課題だけでいっぱいいっぱいだしな。
他のことをやっている場合じゃないもんな。。
そう思っていたのですが、
ご乱心の翌日、
息子を塾に送ってから
娘と一緒に実家へ用事があって行った時のこと。
母から息子の勉強どう?と聞かれ
算数がついていけない感じだよーとサラッと話したところ、
「Z会の中学受験コースの「塾併用」の
算数だけやってみたら?」
と。
シンクロニシティか!と思う問いかけが。
調べてみると、
「中学受験コース」で
「塾と併用」のための「算数」のみ専科で
受講ができるではありませんか。。。
教えてくれてありがとうー!!と母に感謝しつつ、
早速その日、
塾のお迎えに行った帰り道、
こんなのがあるらしいよー
と話してみると。
「・・・やる!!!!!
やりたい!やれるの???」
課題でめいっぱいだからやめとくー
と言うかとも思っていましたが、
急に目をキラキラさせて
びっくりの勢いで食いついてきました。
あぁ、
勉強が嫌になったわけじゃないんだよなぁ。
わからないこと、進みが遅れてしまうこと、
うまくいかないことに歯がゆく
自信を失ってしまっているだけなんだよなぁ。。
息子が、「わかりたい」という気持ちを
しっかり持ち続けていてくれたことに安堵しながら、
「よし、じゃあとりあえず試しにやってみよう!」
ということに。
”塾併用”コースだから物量も少なめのようですが、
塾の課題と両立が難しかったらいつでも停止しようということで、
試しにはじめてみることにしました。
それから毎日、
「Z会来た?」
「Z会来た??」
…まだ届いていないのですが。^^
学校から帰ってくると毎日聞いてきます。
昔、楽しかった算数の記憶。
息子の中にある、
強烈な算数の成功体験に結びついているZ会。
さて、吉と出るか。
読んで下さって、どうもありがとうございました!!