昨日の昼大阪に帰ってきて1日が経ちました
書きたい事が纏まらないくらい見た事、感じた事
はすごく多かった。

滞在三日目は阿蘇出身のボランティアの人に
案内してもらい
阿蘇復興ののろしとして行われた
千人田植えの会場を見てきました。
二週間で企画されたその千人田植え
二週間で千人が集まったという凄みさながら
広い田んぼに植えられた稲穂が
震災や雨風に負けぬ人達の力を体現してしているようにしっかりと根を張り育っていました。
10月には収穫祭があるらしく見に行きたいな〜〜!

その後はその近くの神社を見に行きました。
そこは震災直後、田んぼに供給する配水管が壊れ
水が止まり枯れてしまいそうになった時
揺れの影響で山から湧き水が湧いた場所があったらしく、その湧き水を使って田んぼの生命を保つ事ができた水が大量に流れていて。オニヤンマが飛ぶくらい綺麗な水が出ていて。

俺は神様なんてのは信じてはおらんねんけど
これは本間に神がかっているな〜って少し震えました。凄かった、。

こんな風に人生やって駄目になりそうな時、きっと違う何かがきっと支えてくれる瞬間があるんやろうな。

そのあとは阿蘇の山、大観峰に登り
街を一望してきました。
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こうして見ると震災があったなんて想像もつかないくらい綺麗な自然と街が共存していて
風も青空も雲も大地も全部雄大で、ただいるだけで力を貰えるような景色。

けどここには四カ月前ここに恐ろしい震災が起こり、大切な一人の命が50人も失われて。
見えない傷と、見える爪痕があって
けれど負けちゃいない人々の火のついた魂。

元気を届けようとこの土地に来たはずやのに
自分の心にものすごいパワーをもらった。
大観峰から唄を阿蘇の全てに向けてパワー送るぞ〜唄ってたら涙がぐっときました。。

夜にはカメラマンこささと音声おっちさんと
お世話になったボランティアチームの方々にご飯つくってみんなで食べました!
そのあと最後に温泉に入って帰路に入りました。

この日々を終えて。

まず絶対にまた来るな〜〜って決めた!
そしてうたのちから、続けるぞと。
それは繋がっていくちからやから。
俺は唄います。あなたの為に!

きっと復興やいろいろと難しく感じると思うんですが
是非みんなもシンプルに行ってみてほしい。
観光でも、ボランティアでも。
観光地としても最高の場所やし
もし何かできへんかなって考えてるなら、ボランティアに行けばいいと思う。
誰も一人じゃないしみんなが支えているよ!

偽善も何もそこには関係なく、きっと誰かの為に
行動する事の大切さが溢れるっ

俺は人の為に生きたり、行動する事こそが
本当に大切な事やと思うんです。

職、学業、友達、恋人、普段の生活の中
何をしたいのか、何をすればええんやろうって悩むのは自分の為になる事だけを考えてるからです。

本当の自分にとっての天職になるのは、自分がその場所に対する事で悩む事で。
例えると俺は普段ライブハウスで働いてるんやけど、自分が悩む時いつもライブハウスのここがとか、こいつにはどんな事ができるやろう、してあげれるやろうとかよく考えます。
ライブハウスの経営の中、どうしたらもっと来た人が楽しんでくれたりと悩む人が店長で
ライブハウスのバンドがどうしたらかっちょよくなるやろうって悩む人がブッキングで
ライブハウスのHPやポスター、フライヤーをどうしたら見やすくなってって悩む人がデスクワークで。
いつの間にか自分の得意な事、できる事のジャンルで悩んでいくことがいつしか仕事になる。

唄を作る時にはこの詩でこのメロディで元気になってくれるかな〜とかで頭抱えたり
背中押せるように、壁を乗り越えれますように
そんなちからになる為にはどう歌えばいいやろかと悩んで見つけ出したりします!

これは俺の立場としての言い方やけど。

俺の尊敬する人はいつも、人の為と考えて行動して
それは次の世代を育てる事、種を蒔く人。
きっと本当に成長する為に大切なのは
自分以外の人の為に考えて悩んだりできる心で、その人の為に変わっていける心。
自分が〜と考えるのではなくこの人の為に自分はどう変われるやろうと思えば、自ずと自分とはという問いの答えは見えてくるんじゃないでしょうか。

ん、なんか話変わってきた?笑
おおお、、、
ただボランティアの人達や、現地の人の話を聞いてると強くそう思います。

現地の人と話の中で
「今の事は長い目で見ようと思えてきた、自分達じゃなく、息子や娘、そのまた子供達へこれからの世代の子達の為に復興を目指していきたい。」
と言ってはって、感動と共に深く納得した。

やから火は消えないんやって、その火は次に灯していく為の火やからなんやって。
火の国熊本阿蘇は震災に負けてません。
またきっと俺はここに来る!
そしてまた東北にも!

なによりいろいろあったけど楽しかった!やっぱり観光地魂がありました!

平井一雅

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