校舎の一階から
四階まで走り出した私
机の中には遺書があった
もう生きるのをやめたかった


でも強く腕を掴んで止めてくれた先生
泣いてくれた友達
遺書を泣きながら破ってくれた友達
頭を優しく撫でてくれた友達


ああ
生きているんだ
私は価値がなくて
空気のような存在だと思っていた


もし
私が死んで悲しむ人は何人いるだろう


違う
大切なのは人数なんかじゃない


どれくらい私の死を悲しんでくれるかだ
どれくらい涙を流してくれるかだ
どれくらい大切に想っていてくれていたかだ


そう
人数ではなく
一人でもいい
私を心から想っていてくれているかだ


そんな人が一人でもいるのなら
生きていこう

死を考えてもいい
でも実行する前に
心を開ける人に伝えてみよう


生きている
それだけでいいんです


生きている
ただそれだけで十分頑張れています


生きていてくれてありがとう