この可憐な花は、庭先のフェンスに絡まってたりするつる草です。
大抵は花が咲く前にやっかいな雑草として処分されるので、こんな可憐な花をつけるなんて知らない人も多いのでしょう。
ほんの小さな花ですが、よくよく見ると、その可憐さに心奪われてしまいます。
“白いフリルのカッティングをつけたようなベル形の中心にえんじ色が愛らしい。”
この表現は、私の大好きな作家、有川浩さんの『植物図鑑』からの抜粋です。この本を読んでいなかったら出逢わなかった道端の道草。
雑草という名の草はない。まさしく、この雑草の名前こそが
『ヘクソカズラ』
凄いネーミングですよね!漢字にすると更にインパクト大!
『屁糞葛』(⌒-⌒; )
なにゆえ、こんな名前なのか⁈
この植物の葉や蔓を引きちぎろうものなら、物凄い悪臭がするからなのです。
美しいものには 棘があり
可憐なものは 臭かったりする⁉
見た目に惑わされることなかれ~~💩