祖母が亡くなったと聞いて、港から直接向かう事にした。晴天の中、約2時間かけて祖母が眠る葬儀場へ向かうことに。道中何度も感情が抑えられなくなって涙が流れていた。子どもたちは何かを察してかおとなしかった。


やっと着いた頃には空は暗くなっていた。

祖母と対面。今までの感謝の気持ちが込み上がってきてまた涙が頬を伝う。


そうこうしていると父も到着し久しぶりに顔を合わせる事になった。なかなか気まずい空気。でもどうすることもできないし、今は式場での色々な手続きに母に付き添いすすめていく私。


福岡のおじさんも到着した。

そしてお通夜を無事に終え、子どもたちと夫を先に返し、その後も式場の手続きをおじさんも交えて進めていく。


明日は告別式。


一通り落ち着いたため、私は子どもたちもまだ小さいし、喪服諸々準備もしていないため自宅へ帰る事に。

母とおじさんは式場に泊まるとのことで私は車もなく足が何もない状況。


父に頼むしかなく、「乗せて帰ってください。お願いします。」と言うのが精一杯だった。


乗せてもらい道中何を話したらいいのか、、何も話さない方がいいのか悩んだが、ここで何も話さないのは後悔すると思い、我が家が夫の転職で引っ越す話を話した。

すると、どんどん父のイライラが積もっているのがわかり、ついには父が爆発した。


「今の相手と離婚でもせん限り一生帰ってくるな。縁を切る。遺産も何もやらん。ここで降りろ!」と言い出した。


私は私でその発言にショックもあったが、それ以上にあぁ、もう終わりにしたい。その方が解放される。と思い「そんなん、こっちから願い下げや!」と言い放ち車を降りた。