　こんにちは。十一月になりましたね。今年も残り二か月切ったという事で、色々と感慨深いです。今年は例年になく凄い勢いで時間が過ぎて行った印象で、それだけ充実していたという事なのか、自分が歳をとったという事なのか…両方ですかね。

　とりあえず来年は脱・ニートを目標にしたい所。そのために今月と来月は生活リズムの調整期間として貴重です。漫然と過ごしてしまわず、少しでも先々の自分の糧になる生活にしたいですね。

　さて、相変わらず新作がどんどん溜まって行くので、今回から十枚ずつご紹介しようと思います。

■大江手

　ざっくりとなんとなくで描いたもの。絵としてそれなりにまとまってはいるのですが、構成的な意図が不明なものになってしまいました。まあ習作ですね。

■審判者

　久しぶりに男性を書いてみました。筋肉の構造に誤りがあるのですが、身内にはそこそこ評判が良かった。やはり自分の絵にバリエーションを持たせるのは大事なんだなと。

■異属友愛

　これもなんとなく描いたもの。割かしなんとなくでもそれなりにまとまるようになってきましたね。

■アンドロイドは電気羊の夢を見るか

　某有名フレーズから構想したもの。キャッチな内容になったためかツイッターで自分の絵にしてはかなり評価が伸びまして、色々と新鮮でしたね。

■軍女神

　先々月辺り描いたもののリメイク。デッサンが微妙なラインで狂っているのですが、雰囲気は出た気がします。槍を構える腕の構造が硬いですね。

■ほの暗がりの御使い

　これもとりあえず描いてみた物。この色使いは何かと荘厳になるので神話系モチーフに使える気がします。

■有角巨兵

　なんとなくで描いたために失敗したもの。手前の人物の胴と奥の巨兵の体色を変えればもっと見栄えがしたのでしょうけれど、惰性で描いてしまったために後からそれに気づいて駄目でした。

■軍の啼き鳥

　これもリメイク。人体に関しては大筋で描けるようになってきた気が致します。更にレベルアップを図りたい。

■光の蔭

　これもなんとなくで。先日から「数年前のデザインの熱量やアイディア量を取り戻す」事を目標に描いていましたが、友人から「だんだん取り戻せてきているように思う」という評を頂きました。

■ドラグレイ・ガンランス

　ちょっと特殊な事がしたかった。これも纏まってはいるのですが、ハイライトをもっと強く入れるとコントラストに幅が出てより良かったかなと。

　さて、冒頭に書いたように今月と来月を使って生活リズムの調整をして行きたいのですが、それにあたって一週間に二日間ほど定期的に病院に通って外に出る習慣も付けて行きたい所です。とりあえず月曜と水曜辺りに通院できればと思っていますが、そのリズムにするためにもう少し日常を調整しなくては。

　最終的に「絵だけ」の人生からはドロップアウトすることになりそうなわけですが、この時期に危機感を抱けたのは良かったのかなと思います。三十路とは言え、まだやり直しの効く年齢かと思うので。これまで積み上げた絵だけの人生にも意味があったのだろうと最近はなんとなく思えます。楽しかったし、死にもの狂いにもなった。真剣に向き合っていたと思う、自分に出来る限りの自分で。

　だからこそ、今は振り返らずに進まなければなと思うのでした。

　ではまた次回。

十一月イラスト１